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著者 | アルフレッド・W.クロスビー |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784000023894 |
登録日 | 2006/02/03 |
リクエストNo. | 32506 |
リクエスト内容
ヨーロッパ世界による南北アメリカ,オーストラリア等への進出は,現地の生態系にとって何を意味したか.家畜や鳥,あるいは穀物や樹木は,白人の侵入によってどのような変化を強いられ,天然痘などの感染症はどう広がったか.ヨーロッパの「成功」を可能にした重要な要因としてのエコロジーに光をあてつつ10世紀以後の世界史を描きなおす.
投票コメント
全2件
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『銃・病原菌・鉄』の著者ジャレド・ダイアモンドの新刊『文明崩壊』が話題になっていますが、この本もヨーロッパの「成功」を可能にした重要な要因としてのエコロジーに着目して世界史を読み直した作品のようです。古書店でもほとんど見かけることのない本です。 (2006/02/03)GOOD!2
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地域・時代を限定して書かれた歴史書や、地域・時代ごとに分担して書かれた歴史書にもそれなりの良さはあるのだろうが、広大な地域・時代を一望のもとに置いて書かれた歴史書の面白さにはかえがたいものがあるし、それを書ける歴史家はごくごく限られている。GOOD!1
人類の歴史の中で我々のいる地点を相対化して考えさせてくれる本書は、図書館のハードカバーではなく、もっと手軽に入手できる状態になってほしい。できれば文庫本で。
副題に「エコロジー」という言葉が入っていますが、本書は環境保護運動とは何の関係もありません。「生態学」という意味のエコロジーです。 (2016/06/11)
読後レビュー
NEWS
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2006/02/03
『ヨーロッパ帝国主義の謎―エコロジーから見た10~20世紀』(アルフレッド・W.クロスビー)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ケンゾー