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著者 | 別役実、阿部隆夫 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784061197800 |
登録日 | 2005/11/10 |
リクエストNo. | 31451 |
リクエスト内容
しっぽから消えていく「ピンクのぞう」の謎をXたんていが調べます。かわいらしいイラストに、ふりがなつきの文章は小学校低学年向けですが、消える秘密がわかると…ストーリーの奥が深いのです。
さばくに囲まれた、静かな町の物語です。
「信じる」こと「存在する」ことなどを深々と考えさせられる作品です。
投票コメント
全13件
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小学校の図書館に置いてあり、友達どうしで奪い合うように何度も読みました。子供心に理不尽な事態にやるせなさを感じたことを覚えています。社会人になって理不尽な体験を繰り返してきた今、改めて、その理不尽さに挑むXたんていの姿を、もう一度見てみたいという気になりました。復刻を是非お願いいたします。 (2008/12/01)GOOD!2
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昔家にあったのですが、とても不思議でせつないお話だったと記憶しています。GOOD!2
「別役実」さんという響きの名前と、ピンクの象がなぜか消えていってしまうというのが強く印象に残っています。
当時幼児だった私には不条理な物語でしたが、それゆえに大人になった今読み返してみたくなりました。きっとまた違う感想が持てると思います。 (2008/02/22) -
幼いとき妹と家で読んだ記憶があります。題名も作者もわからなくただピンクの象の話のみ覚えていて、大人になってずっと本屋で探していました。何年かすぎ探していることをふと妹に言ってみると、妹もずっと探していたそうです。絶版していたときいて残念です。復刊してほしいです。そうなれば即買いに行きます。おねがいします。 (2007/01/17)GOOD!2
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佐々木マキさんの「ピンクのぞうをしらないか」と同じピンクの象ですが、こちらは象が幸せだったのか不幸だったのか分かりませんね。でも、合唱組曲「風の子守歌」と同じように別役さんならではの、優しさと寂しさに満ちた作品なのでしょう。 (2006/09/04)GOOD!2
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小さい頃にテレビ絵本のようなものでこの物語を知り、GOOD!2
最近になって知り合った方からそのお話が本で出ていたということを知りました。
子ども向けの物語なのにとても奥が深く、幼心にも感銘を受けたことを
はっきりと覚えています。
「信じる」という力、「現実」と「真実」の違いの悲しさ。
今でもこの物語からたくさんのことを考えます。
しかしわたしはこの物語を本として持ってはいません。全て小さい頃の記憶だけ。
どうしても、本として手元に置いておきたいのです。 (2005/11/10)
読後レビュー
NEWS
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2005/11/10
『さばくの町のXたんてい』(別役実、阿部隆夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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