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著者 | リュシアン・フェーヴル/アンリ・ジャン・マルタン著 関根素子・長谷川輝雄ほか訳 |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480084415 9784480084422 9784480835703 9784480835710 |
登録日 | 2005/10/13 |
リクエストNo. | 31070 |
リクエスト内容
活字印刷術はどのような前提条件のもとに生まれたのか?それまでに達成されたさまざまな技術革新だけでなく、文字使用や商取引慣行の進展、紙の普及などがなければマインツの工房での偉業もありえなかった。しかし、当時の書物には目次や出版者の名もなく頁付けもない。読者に便利な情報一覧や現在の書物のような体裁はその後の技術の改良とともに整えられて来たのである。こうした新しい産業に従事した誇り高き印刷人や書籍商たちはどのような人々で、どのように仕事をしたのだろうか。そして著者や読者たちとの関係は?書籍をめぐる伝統維持と革新をあらゆる局面からたどり、それに関わる生きた人間とともに鮮やかに描きだすアナール歴史学の金字塔。原書は1971年、邦訳は1985年出版。1998年文庫化。
登録者の評価★★★★★★★★★☆
【目次】
第1章 前提条件―ヨーロッパにおける紙の出現
第2章 技術的問題とその解決
第3章 書物の体裁
第4章 商品としての書物
第5章 本造りの世界
第6章 書物の地理
第7章 書物の取引
第8章 書物、この酵母
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読後レビュー
NEWS
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2005/10/13
『書物の出現 上下巻』(リュシアン・フェーヴル/アンリ・ジャン・マルタン著 関根素子・長谷川輝雄ほか訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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