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著者 | アーノルド・ゾンマーフェルト |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784061220614 9784061220621 9784061220638 9784061220645 9784061220652 9784061220669 |
登録日 | 2005/03/28 |
リクエストNo. | 28519 |
リクエスト内容
第1巻 「力学」
第2巻 「変形体の力学」
第3巻 「電磁気学」
第4巻 「光学」
第5巻 「熱力学および統計力学」
第6巻 「物理数学:偏微分方程式論」
投票コメント
全45件
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電磁気学だけ中古で購入して読んでみました。GOOD!3
物理の教科書で日本でメジャーな世界標準のものは
・Feynman
・Landau-Lifshitz
くらいでしょう。Feynmanは読み物としては面白いが論文を書く際の文献としては使えず、Landau-Lifshitzは分野によっては今でも参考文献としてジャーナルに投稿できる論文に載せても恥ずかしくないテキストである一方で、第1巻の頭から変分を要求してくるので程々に知ってないと読めないテキストです。
Sommerfeldのこのシリーズはこの2つのちょうど間くらいのテキストだと思います。
マニアックな理論解析の計算がある一方で、基礎的な理論展開も漏れることなく記載されている。
たまに歴史的なことも書かれていて、結構面白い本です。
未来の学者を育てるという意味で復刊を希望します。 (2013/03/03) -
30年近く昔になりますが、「物理学を志す学部学生にお勧めの教科書は何か?」と故・高橋秀俊教授に恐れ知らずに聞いたところ、このゾンマーフェルトの教科書を挙げられたことを、今でも憶えています。当時お金のなかった学生であった私は、結局「物理数学」しか買えませんでしたが、今読み返してみても、不変の価値があると思います。こういう良書が、絶版になるというのは、日本の文化度の低さに原因を求めたくなってしまいます。是非復刊を! (2011/01/16)GOOD!3
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所謂古典物理に関しては新しい教科書には以外に記載されていないことが多くて困ります。古典理論物理の集成として価値が高いと思います。たとえば光学でのキルヒホッフの回折に対する修正、所謂ゾンマーフェルトの回折積分とか・・ (2006/02/24)GOOD!3
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最近、「熱力学・統計力学」の巻を読んでこの偉大な学者の借り物ではない洞察力の深さにあらためて感銘を受けた。当該分野の進歩に自身が相当貢献していればこそであり、また今日読んでも他の著者よりも多くのことがよりよく理解できると思う。 (2008/07/04)GOOD!2
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私は明治大学で物理数学を担当しているが,この本が復刊されればGOOD!2
絶対に教科書に採用する.今日も本を沢山並べて今年の教科書を検討したが,貧弱な本が多く,このような骨格がしっかりした教科書を
学生に是非読ましたいものである. (2006/09/23)
読後レビュー
全1件
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電磁気学を読んで感動した
特殊相対論で(同一方向の)速度の加法定理はtanの加法定理に過ぎないという部分を読んで「こんな簡単な見方もあるんだ・・・」と感動。速度の方向が異なる加法定理も非可換になるのに擬球の上であっさりと図示されるところがすごいです。
願わくば、量子力学も出してほしかった・・・そして微細構造定数を語ってほしかった (2023/03/07)
NEWS
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2005/03/28
『ゾンマーフェルト理論物理学講座 全6巻』(アーノルド・ゾンマーフェルト)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
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