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著者 | 松本富士男 島田紀夫 関谷定夫 |
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出版社 | 毎日新聞社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784620601311 9784620601328 9784620601335 9784620601342 9784620601359 |
登録日 | 2004/08/30 |
リクエストNo. | 25721 |
リクエスト内容
聖書に題材をとった世界美術の名品を集めた「描かれた聖書物語」
<旧約聖書編>
人類の始祖とされるアダムとエヴァ。ノアの箱舟やバベルの塔。族長アブラハムとその子孫たち。民族的、宗教的指導者モーセ。ダビデ、ソロモンの栄華とバビロン捕囚など....神話と歴史が混然となって展開する壮大なドラマ。
<新約聖書編1>
受胎告知、降誕と、さまざまな奇跡を示し、人々を宣教し、弟子たちを召命されるなどの公生涯から、エルサレムでの受難と磔刑・埋葬・復活まで、多彩なイエス・キリストの生涯を古今の名画でたどる。
<新約聖書編2>
十二使徒や聖パウロの伝道、四福音書記者および聖アントニウス、聖セバスチアヌスら聖人たちの多彩な生涯。篤い思慕を集める聖母子像や聖母マリア伝、そして、最後の審判で知られる終末と救済のヨハネの黙示録など。
<近代美術編>
かつての図像的制約を脱しながら、聖書の様々なテーマに仮託し、新しいイエス像を創出しながら奔放なイマジネーションの展開と厳しい自己表現を試みる、近代の巨匠たちの名作ギャラリー。
<聖書の旅>
メソポタミアの古都を出てアブラハムが歩いた道。モーセに導かれたシナイ。ヨシュアが攻め、イエスが歩んだカナン。そして聖都エルサレム。ローマへの世界伝道の道....考古学の成果をとり入れて聖書の舞台をたどる歴史の旅。
(巻末の紹介文)
オーナー評価★★★★★★★☆☆☆
投票コメント
全3件
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ヨーロッパの絵画の主題の多くは聖書かギリシャ神話で、これらを知らないとせっかく絵を見ても、何の事かわからないことが多い。逆に言えば、聖書やギリシャ神話に親しむには、共に膨大な聖書そのものやオヴィディウスの『変身物語』を読むより、絵画に精通していたほうが馴染みやすと思われる。その意味でもこれは画期的な本なので、復刊の提案には賛同させてもらいます。 (2007/03/19)GOOD!1
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聖書に関しての絵って、とても世界が深いんですよね。GOOD!1
絶版しては本当にもったいないと思います。
実は「最後の晩餐」しか鑑賞したことなかったり・・・^^;。
昔の人がイエス様をどう描いたのか、みてみたいです。 (2005/01/03) -
聖書に親しんでいる方に、この本をぜひお勧めします。聖書をより深く理解するよすがになると思います。図版も実に美しい。 (2004/08/30)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2004/08/30
『聖書美術館 全5巻』(松本富士男 島田紀夫 関谷定夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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牡猫ムル