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著者 | 稲田 耕三 |
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出版社 | サイマル出版会 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784041447017 9784041447024 |
登録日 | 2004/06/22 |
リクエストNo. | 24715 |
リクエスト内容
高校時代をケンカで明け暮れ、8年かけて高校を卒業した著者の記録とエッセイ。
投票コメント
全21件
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自分の母校が舞台として出てきます。学生時代に母校の図書館で上下巻とも読みました。三重を出てから読んでみたいと思ったところ角川ではすでに廃刊となっていてあきらめていたところに「復刊ドットコム」で見つけました。是非復刊を! (2011/01/10)GOOD!1
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まさに高校のときに、しかも学校の図書館にあり何気に読みました。そのときの衝撃はよく記憶しています。やはり受験を控え、ややアウトローに憧れ自分の日常を壊したい衝動をこの本を読むことで解消していたように思います。その後社会に出てからも時折、著作者の稲田耕三氏はその後どういう人生を歩まれているのだろうかと考えたりします。今のようにメディアが発達していなかったのであまり話題になりませんでしたが、私にとっては大変思い入れのある著作です。復刊しましたらすぐに購入したいと思います。 (2009/09/02)GOOD!1
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高校の同窓生(同学年)です。高校の仲間達(同学年)は意外とこの本の存在を知りません。青春(高一時代)の思い出として復刊を希望します。GOOD!1
なべさんへ
登場人物のW君やU君は遊び友達でした。著者は感受性が鋭いと言うか、屈折していたように思います。
あなたのお父さんも本に書いてあるよりはずっとまともです。 (2008/12/07) -
著者は、現在はどうされておられるか分かりませんが、特に名のある方ではありません。紆余曲折の末に高校を卒業することが出来るまでのことを、自分の気持ちに正直に描いていて、結構長い作品ですが、文章に並々ならぬ勢いがあり、一気に読ませる。GOOD!1
この作品の後に、「地獄塾奮戦記」(うろ覚えなので違うかも)を出しますが、こちらも同様に一気に読ませます。この作品とセットにして、著者の思春期から大人になっていく過程が実に鮮明に見えてくる。
社会を憎み、父親を憎み、納得のいかないことには決して負けない頑固な意地っ張りな著者。その自分は、実は父親譲りの気性であり、父親は社会に対して抗うだけの知識と誇りを持っている大人であることを知ることで、大きく成長する。
自分一人だけでは出来ないことを知り、幸か不幸か、世間というものを芯から知ることになる。
本作と、「地獄塾奮戦記」を通して読んで欲しいと思う。本作だけだったら、著者の姿が未だ見えてこない。 (2006/09/21) -
まさに高校時代、大きな衝撃を受け深く感動しました。GOOD!1
それはいろんな意味で青春…の物語りだったと思います。
当時、私の脳内スクリーンには何度も妄想の映画が上映され続けました。
復刊されることで、その後の「地獄塾-」も含めて、
現在の稲田氏による、新たな物語りに期待し投票させて頂きます。 (2005/10/23)
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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高校放浪記 | 607円 | アマゾン |
NEWS
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2011/02/24
『高校放浪記』販売開始しました! -
2004/06/22
『高校放浪記』(稲田 耕三)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
桜野らむね