12 票
著者 | 保阪庸夫 小沢俊郎 |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2004/05/09 |
リクエストNo. | 24054 |
リクエスト内容
宮澤賢治の親友への手紙とその批評が詳しく書かれています。宮澤賢治研究には不可欠の書です。
投票コメント
全12件
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図書館にも置いておらず電子化もされていないので是非とも復刊してほしいです。GOOD!2
保阪嘉内は賢治の人生・作品に大きく影響しているにも関わらず、まるで存在しなかったかのように認知度が低いです。
妹トシさん以上に重要視されるべき人物だし、各作品と同時期に書かれた手紙や出来事と照らし合わせることで賢治や作品をより正しく理解することができると思います。
特に「春と修羅」のイメージが変わります。 (2022/08/27) -
この本は図書館で借りて読みました。賢治の嘉内あて書簡は全集にも一通り収められていますが、こちらの本で嘉内の日記や短歌などと対比しながら読んだ方が、当時の状況や二人の気持ちがよく伝わってきます。特に賢治の思いがひりひりと痛くて、読み進むのに時間がかかりました。菅原千恵子さんの「宮沢賢治の青春」でも言われていたように、賢治が繰り返し嘉内に呼びかけた言葉が、ジョバンニがカムパネルラに向けた言葉に重なります。そして賢治のここまで強い思いは、彼が37歳で永眠するまでずっと心にあり続けたのではないでしょうか。GOOD!2
保阪嘉内とこの本は、賢治研究において非常に重要だと思うのですが、多くの賢治研究家はこれまで唱えてきた「賢治とトシの世界」を大事にしたいのか、あえて触れようとしないようです。この本からは賢治の書簡だけが抜き出されて全集に収められ、こちらが絶版となってしまった事も、そういう意向を反映しているかのように思えてしまうのです。ぜひこの本は今一度、日の目を見るべきだと思います。 (2009/10/07) -
県とか市の図書館で探しても、蔵書されていなくて、欲しいと言うより、読みたいだけなのですがそれが無理ならと思い、あちこち探してもとんでもない値段がついていてとても買えません。 (2013/01/30)GOOD!1
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賢治の作品と同時に人生にも興味があります。保阪嘉内は欠かせない存在なので、賢治がどんな手紙を書いたのか是非読みたいです。 (2012/08/05)GOOD!1
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盛岡高等農林学校時代の賢治の様子と交友関係がよく分かります。良い本です。 (2011/03/18)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2011/03/18
『宮澤賢治 友への手紙』が10票に到達しました。 -
2004/05/09
『宮澤賢治 友への手紙』(保阪庸夫 小沢俊郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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たぬき