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著者 | ホセマリア・サンチェスシルバ |
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出版社 | 学研 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
登録日 | 2003/12/13 |
リクエストNo. | 21178 |
リクエスト内容
妹が生まれたためあまり両親にかまってもらえなかった男の子が、空想の世界でクジラと遊びます。大好きだったおばあさんが亡くなり、やがて男の子は現実の世界に友達ができます。男の子はクジラを忘れ始めます・・・。
投票コメント
全25件
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空想上のクジラを持っていた少年が成長して、クジラと別れる物語。GOOD!1
主人公の名前がずっと出てこず、最後の章で突然名前が出てきたので、驚きました。11歳の少年を一人前の大人として扱い、まじめな話をするお父さんに感心しました。
最後、クジラが少年に別れを告げる場面には、涙が出そうになりました。何かを失うことによって、得るものがある。それが「成長」なんだなと知らされました。
ぜひ、多くの人に読んでもらいたいです。 (2011/07/19) -
子供の頃に小学校の図書室で借りて読みました。GOOD!1
何だか少し切なさを感じるような、とても素敵なお話で、
私には、他の本とはちょっと違う、独特の魅力がありました。
まったく同じその本を何度も借りては、
毎回、返却するのが惜しかった覚えがあります。
どうしても、もう一度読みたくて探しておりました。 (2006/10/21) -
私は現在43歳ですが、小さいころ読んだこの本が忘れられません。息子(7歳)に読んであげようと探しましたが、書店にはすでになく、図書館でやっと見つけました。2週間ほど少しずつ毎晩読み聞かせをしましたが、「もっともっと!」と毎晩ねだられ、最後のお別れのシーンでは息子は泣き出してしまいました。繊細な心の表現がすばらしいファンタジー。(もしかしたらフィクションなのかも)手元においておきたい、息子が子供ができたらまた読んであげたい本です。 (2006/09/26)GOOD!1
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子供の頃、アニメで見た覚えがあります。GOOD!1
主題歌の一節「くじらつかまえた~」のインパクトが大きかったらしく、たびたび思い
出すので調べてみたら、作品のテーマがすばらしいとわかりました。
原作をぜひ読んでみたいです。 (2005/11/13) -
サンチェスシルバは「ろばのノン」を読んで、素晴らしいと思いました。さすが国際アンデルセン賞受賞作家という感じがします。この作品は未読ですので是非読んでみたいです。アニメになっているとは知りませんでした。「穢れなき悪戯」も映画化されているそうです。 (2004/08/05)GOOD!1
読後レビュー
全1件
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少年の成長物語
子供の頃、読もうと思って読み損ねた話を約40年ぶりに思い出し、運よく入手でき、読むことができました。
空想上のクジラを持っていた少年が、成長して現実を見つめるようになって、クジラと別れる物語。ずっと主人公の名前が出てこず、最後までこのままかと思っていたら、最後の章で突然名前が出てきたので、驚きました。11歳の少年を一人前の大人として扱い、まじめな話をするお父さんに感心しました。幼い頃の少年の理解者で、クジラの存在を知っていたおばあさんも凄いなと思いました。
最後、クジラが別れを告げる場面は涙が出そうになりました。何かを失うことによって得るものもある。それが「成長」なんだなと知らされました。
多くの人に読んでもらいたい作品です。 (2011/07/19)
NEWS
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2003/12/13
『さよならホセフィーナ』(ホセマリア・サンチェスシルバ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
waka