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著者 | 川崎洋 作 / 長新太 絵 |
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出版社 | 福音館書店 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
登録日 | 2000/09/09 |
リクエストNo. | 1631 |
リクエスト内容
てぶくろ の くろすけ は いつも一緒の手袋の片割れと別に
一人で夜の公園を訪れますが、かたっぽだけの手袋は皆に変なやつと
思われ、ひっぱられたり小突かれたり、いじめられます。
仲間のいる御家へもどって、慰められる・・・という絵本です。
投票コメント
全117件
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自分が双子ということもあって、片方だけが離れていじわるされて。。。という場面にとても心が傷んだ記憶があります。真面目な妹とと違って、ひょっこり迷子になってみたり、慎重さを欠いて失敗したりが多かった自分のことのような気がして・・・GOOD!2
最後に家に戻れた場面では本当に安心しました。もう一度ぜひ読んでみたい絵本です。 (2015/01/28) -
これは子供の心に残る絵本です。GOOD!2
教訓や優しさなんてものがかかれている絵本よりも登場人物が酷い性格をしていたり、頭で理解しようとするとなんだこれ?というものの方が心に引っかかることが多いです。この本もそんな心に引っかかる本です。大人は話に立派な意味を求めがちですが、子供はなくても困りません。むしろない方が気にいるでしょう。全くのデタラメは別として。
この本は筋はあるのですが、ヘンテコなところが多くてそれがいいのです。一人で家を抜け出したてぶくろくろすけが、てぶくろこうえんを見つけて覗いてみると夜中なのにてぶくろのこどもたちが遊んでいます。そして、てぶくろくろすけは一人で来たがためにいじめられて、かいじゅうのように伸びてしまいます。泣いて帰ったてぶくろくろすけですが、綺麗に編み直して貰ったあとは自分の反対のてぶくろに「こんどはいっしょにいこうね」というのです。話の他にくすんだクリスマスカラーのような色彩の絵も良いです。我が家にあるのは痛みが酷いので、復刊されれば購入します。ハードカバーでの復刊を希望します。 (2015/01/22) -
かたっぽだから、みんなと違うから、それだけの理由でいじめにあう手袋の世界が子供ながらに怖くて、かわいそうで、でも、気になって、大人になっても思い出すたびに図書館で借りて読み返している作品です。ボロボロになったかたっぽがあたたかな家に帰り、元の姿に編み直してもらえるシーンにはホッとして、懲りずにペアの手袋に「一緒に行こう」とこっそり誘うラストがクスッと笑えます。短い話なのですが、夜の世界の怖さと、守られるあたたかさが味わえる良書です。ぜひ復刊を希望します。 (2020/05/08)GOOD!1
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子供の時に好きで、よく読んでました。GOOD!1
我が家の娘も3歳になり、ストーリーのある本も理解できるようになりました。
自分が子供の時に好きだった絵本を順々に与えております。ストーリーも面白い上に手袋が好きな娘なので、きっとお気に入りの1冊になる素敵な絵本だと思っております。
凄~く、探して、探してました。絶版になっていてガックリしております。是非、復刻して頂きたい1冊です!! (2011/12/25) -
読み聞かせを小学校で行っています。GOOD!1
先輩が読んで下さったことがあり、とても印象に残り、好きな絵本です。
是非誰でも手に取れるよう、出版をお願いしたいと思います。
子供たちにも読んであげたいです。 (2009/12/21)
読後レビュー
NEWS
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2000/09/09
『てぶくろくろすけ』(川崎洋 作 / 長新太 絵)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
nemesis