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著者 | ヴァン・ヴォークト |
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出版社 | 久保書店 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2003/02/21 |
リクエストNo. | 14886 |
リクエスト内容
『ロボット宇宙船』THE MATING CRY〈久保書店 Q-Tbooks SF〉
ミストラが事務的な調子でいった。「さあ、こんどは窓の外をごらんになるといいわ」スティーブンズは、盾をひそめるようにして彼女を見た。「窓だって!」と彼はいった。彼は気の遠くなるような驚きにおそわれて、息をあえがせた。「これは、どうしたんだ!」空は暗かった。下には茫々たる靄辞のひろがりがあった。これに似たながめを、彼はようやく思い出した。百マイル以上の高空から撮影されたV=2号の写真が、これとそっくりの効果を見せていた。さっと窓べをはなれ、ミストラのわきを通りぬけ、階段をのぽってドアをほいるとそこはまちがいなく、宇宙船の操縦室だった。窓から四方をのぞくと、流線型だが四角にちかい、金属製の船体が見えた。
投票コメント
全14件
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この本もヴォークトをよく読んでいた頃にはまだ未訳だったようなのでGOOD!1
ぜひとも読んでみたい。
ついでにThe War Against the Rullも訳してくれないかな・・・
(もうあるのかな?)
白いうじ虫どもといわれるラル族との戦いも読んでみたい。。。 (2008/04/17) -
『スラン』『ビーグル号』『非A』といった代表作と較べると多少見劣りのする内容ですが、ヴァン・ヴォークトのファンとしては是非復刊して欲しい本のひとつです。GOOD!1
丘の上に立つ古い邸宅、プレ・アステカ文明グループの暗躍、めくるめく陰謀と秘密に、若き弁護士スティーヴンスは否応なく巻き込まれていく…。
といった典型的ヴォークト調のSFであり、加えて“ウィアード・テイルズ”風の趣きもあります。久保書店のSF叢書の多くは今まで「在庫アリ」の状態が続いていましたが、『ロボット宇宙船』だけは入手出来なかったのでこの際ぜひ(いちおう原書では読んだのですが)。
原題の「静止した家」を活かした訳題に改めるなどして、出し直して欲しいです。壮大で荘重なファンタジー“The Book of Ptath”の訳しおろしなんかと併せて、ヴォークトのシリーズまとめて出してくれないかなあ。 (2003/02/21) -
かつて国内で出版された巨匠ヴァン・ヴォークトの作品で、手元に持っていないのはこの作品と『モンスターブック』の二作のみ。GOOD!1
わけても『ロボット宇宙船』は、インターネットのどこかのサイトでさわりの部分を見た限りでは、とても面白そうだった。
ぜひ復刊を……。 (2003/02/21) -
これは復刊しましょうよ。 (2008/01/12)GOOD!0
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ヴォクトの作品はみんな読みたいです。 (2006/10/15)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/02/21
『ロボット宇宙船』(ヴァン・ヴォークト)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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sylla