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暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏 上・下

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太平洋戦争末期のアメリカ、ソビエト、日本の角逐を、それぞれの一次資料を駆使して描ききった書籍です。アメリカの広島長崎への原爆投下、ソ連の日本への参戦、日本のポツダム宣言受諾を巡る相互の連関が詳細に呈示されており、それが戦後東アジアの国際関係(国境)に刻まれていることが理解できます。
 元本は、2006年に中央公論新社から発行されたのですが、2011年に文庫化に際して、新たな資料を使って大幅な加筆がされており、著者自身の解釈も修正されています。
 ネット上の「日本の古本屋」では、文庫本の在庫がなく、現在非常に手に入れることが難しい本になっています。
(図書館で借りて一読しましたが、この分野の基本文献の一つと思われますし、手元において再読したいので復刊のリクエストをしました。)

2019/04/01