復刊投票コメント一覧

殺しの標的

全3件

ライフル射撃に関する説明がふんだんだが、物語の進行に寄り添いながら、ごく自然に射撃の世界に入っていける。物語の中心はミステリー仕立てのハードボイルド。ゴルゴ13のファンが読んでも、意外な射撃の知識が出てきて面白いのでは。軽く読めて、子供だましでなく、読後感もよいことから、この著者の作品は復刊してほしい。

2010/05/10

面白そうです。ぜひとも復刊お願いします。

2010/05/02

フタバ・ノベルズ版では「非情!拳銃アクション」と謳われていましたが、実際、硝煙の香りが感じ取れるほど臨場感にあふれ、銃の知識に乏しい者でも読んでいる間はいっぱしのプロになったような気にさせるほど、その語り口は冴えています。のちのマット・ヘルム・シリーズに通じるシニシズム、伏線の妙味、章割りの巧妙さがここでは既に完成されています。
惹句通りの非情系ハードボイルドではあるものの、その読後感には大変さわやかですばらしい物があり、特に稲見一良ファンはぜひ手にしてもらいたいと思います。
(エッセイでも特に言及されてないため実際のところは不明ですが、稲見氏はきっとハミルトンの愛読者だったにちがいないと確信しています。律儀で誠実でストイックな氏の姿勢には共通するところがあり、また、マット・ヘルム・シリーズをヒントにしたようなシチュエーションの作品もあるからです。ってゆーか、ネタを借りちゃったから、言及を避けたのかな?)

2010/04/28