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陽水の快楽 -井上陽水論
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「歌詞」というものが、それだけでひとつの「詩」として読めなくなってしまったのはいつからだろう。詩があまりにも俗化し、最大公約数的な分野、すなわち恋愛を、最大公約数的な言葉、すなわち少しの刺激的(またはオシャレ)な言葉+ほとんどの一般人言葉で書く、そうすれば、売れる、ということの繰り返しが定着してしまっていることこそがその原因であり、昨今の音楽界の元気のなさの本質でもあるのではないか。そんな今こそ、この本は読まれるべきものである。陽水氏のファンのために書かれた本ではない、と陽水ファンの私は思う。
2006/10/22