復刊投票コメント一覧

言葉の二十世紀

全4件

面白そう!

2008/12/24

単行本の方を持っていますが、ドリカムの歌詞や、ヘレン・ケラーの有名な言語体験などを例にした、初心者にも親しみ易い工夫が為されていて、入門書として最適だと思います。しかも、内容的にはかなり高水準の問題を、巧く噛み砕いて解説されていて、素晴らしい。僕がハイデガーにちゃんと興味を持てるようになったのも、この本が切っ掛けだと言って良いくらいです。「ハイデガーなんて、古臭くて、しかつめらしくて、重々しくって…」と鬱陶しがっている人にこそ、試しに読んでもらいたいです。これだけ良く出来た哲学書は、なかなか無い。哲学になんて興味ない!という人でも、詩が好きな方や、好きな歌手の歌詞の意味を、もっと深く読み取りたい、といった方々にとっても、得るものが多い本だと思います。

2006/09/13

言葉に興味があるので。 むつかしそうで、読むと発熱して、頭
痛がするかもしれないか・・・・・・。

2006/01/01

「ハイデガー言語論」と銘打たれているが、いわゆるアカデミックなハイデガー研究ではない。むしろ、アカデミックなハイデガー研究以上にハイデガー言語論の核心に、そして「言語」の本質に迫っているように思われる。言語を「世界をデジタル的に分節化する差異のシステム」と理解する構造主義的言語論に飽き足らずにいるとき、言語のアナログ的な深みを指摘する本書を読んで目の覚める思いがした。
言語に関心のある者にとっては、とにかく面白い本である。大著『翻訳としての人間』の著者・石澤誠一による長文の解説「パロルの解き放たれる場―雰囲気の言語論」も読みごたえがある。かかる名著が入手不可能な状態であることは極めて遺憾であり、復刊を強く望む。

2005/12/30