復刊投票コメント一覧

日本の家郷

全5件

著者の論壇を舞台にした活躍は、その筆量もありめまぐるしいものがありますが、ご本人にとっても、また読者にとっても、福田和也の本業は文芸批評です。月に一冊出るかというペースで著者は多作していますが、いざ、その彼の本質をうかがわせる文芸批評を読もうとすると、その量は実はけして多くはない。
初期に書かれた彼の文芸批評の仕事のなかには、その多大な功績にもかかわらず、現在手に入りにくくなっているものが少なくなく、インターネット上のオークションや古書屋では一冊1万円ほどの値段がつけられていたりすることもあり、このような形の希少本というものを出さないのが、本来の出版事業のあるべき形だと一読者として愚考します。
なにがしかの崇拝者を出すということは、彼が今日もあらゆる雑誌に文を書けば書くほどに、需要も静かに確実に増えて行くたぐいの本であるという証左です。けして、広く万人に読まれる本とは言いがたいかもしれないけれども、このような本こそ大事にしてほしい。復刊を心から希望しています。

2007/04/11

福田和也の主著。ぜひ読みたい。入手できないのは残念。

2006/01/16

若き日の福田和也の相貌が伝わる文芸批評集。かなり真面目な内容で読み応え抜群。私は古本屋で買ったため、新刊で絶版になっているとは思わなかった。ぜひ復刊して欲しい。名著です。

2004/09/13

現代日本文藝の最重要批評家の文壇デビュー作であり、かつ最高傑作でもある。

2004/05/01