復刊投票コメント一覧
クルーイストン実験
全9件
寡聞にして知りませんでしたが、筋を見て良さそうだったので一票入れときます。それにしてもウィルヘルムはなかなか復刊成りませんねぇ。「鳥の歌今は絶え」もよろしく。
2007/04/11
寡聞にして知りませんでしたが、筋を見て良さそうだったので一票入れときます。それにしてもウィルヘルムはなかなか復刊成りませんねぇ。「鳥の歌今は絶え」もよろしく。
2007/04/11
ウィルヘルムの邦訳書の中でいちばん好きな作品です。
“一見”普通小説ですが、結構はSFです。
Pa因子という(苦痛を軽減する)新薬の開発の物語と、科学者の倫理
を扱う面と、“女性論”の展開がからまって大きく膨らむ物語です。
話の進行にともなって頭をもたげて来る“不可知な状況”、いわば
“謎”ですが、それが科学というものの不可知さも十分暗示しており、
高いレベルで「S(サイエンス)F(フィクション)」になっていたと思います。
そして主人公アンの“多義的”で“謎”の行動から、本当にPa因子は効い
ているのか、夫婦間の葛藤が原因なのか…等々、意味を探り出し大きな
物語の帰納的再構成をしながら読むという、なかなか出来ない読書体験
をさせてもらえます。
「傑作」の安売りが多い昨今ですけど、これは本当の「お買い得」。
復刊して、みなさんに深く深く読んで欲しい一冊です。
2003/07/26
ウィルヘルムの邦訳書の中でいちばん好きな作品です。
“一見”普通小説ですが、結構はSFです。
Pa因子という(苦痛を軽減する)新薬の開発の物語と、科学者の倫理
を扱う面と、“女性論”の展開がからまって大きく膨らむ物語です。
話の進行にともなって頭をもたげて来る“不可知な状況”、いわば
“謎”ですが、それが科学というものの不可知さも十分暗示しており、
高いレベルで「S(サイエンス)F(フィクション)」になっていたと思います。
そして主人公アンの“多義的”で“謎”の行動から、本当にPa因子は効い
ているのか、夫婦間の葛藤が原因なのか…等々、意味を探り出し大きな
物語の帰納的再構成をしながら読むという、なかなか出来ない読書体験
をさせてもらえます。
「傑作」の安売りが多い昨今ですけど、これは本当の「お買い得」。
復刊して、みなさんに深く深く読んで欲しい一冊です。
2003/07/26