お知らせ:まもなく午前3時より約5分間、定期メンテナンスを実施いたします。
メンテナンス中はサイトにアクセスできなくなりますのでご注意ください。
メンテナンス中はサイトにアクセスできなくなりますのでご注意ください。
レビュー一覧
歴史における個人の役割(岩波文庫)
全1件
歴史に対して
歴史に対し二つの見方が可能であると思う。
一つは個人が歴史を築き上げていくという自由論的な見方、もう一つは歴史は個人の思惑とは関係なく流れていくという宿命(運命)論的な見方である。
著者のプレハーノフは後者の見方に重きを置きつつも「我々は宿命を実感する時、ある種の自由を感じる」と両者を止揚した見方に達する。彼の考えを要約するなら「英雄が歴史を作るのではなく、流れを体現したものが英雄となる」となるだろう。
私は原文を読んだことがないので断言はできないが、読みやすく格調の高い翻訳であると思う。小著ではあるが歴史ひいては自由を考える上で有益な作品である。
2018/05/21
歴史に対して
歴史に対し二つの見方が可能であると思う。
一つは個人が歴史を築き上げていくという自由論的な見方、もう一つは歴史は個人の思惑とは関係なく流れていくという宿命(運命)論的な見方である。
著者のプレハーノフは後者の見方に重きを置きつつも「我々は宿命を実感する時、ある種の自由を感じる」と両者を止揚した見方に達する。彼の考えを要約するなら「英雄が歴史を作るのではなく、流れを体現したものが英雄となる」となるだろう。
私は原文を読んだことがないので断言はできないが、読みやすく格調の高い翻訳であると思う。小著ではあるが歴史ひいては自由を考える上で有益な作品である。
2018/05/21