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消えた鼓動―心臓移植を追って
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確実な情報でした
やっと古本で見つけて読了しました。
「神々の沈黙」の取材ノートでしたが、心臓提供者が溺れた海のある市が私の故郷です。
あの海で溺れた人の心臓が提供されたとしか知らされていませんでした。その実態はまるで予定調和のように意図が働いた手技でしかなかったと今更ながら知ったことが恥ずかしくもあり、情けなくもあります。
この取材に吉村昭さんが遭遇したことこそ、神様が作家吉村昭を「作品の座」に置かれたのだと実感します。
読み継がれるべき作品です。
2014/03/23