レビュー一覧
日本の大砲
全1件
私は、県立図書館で借りて読んだ事がありますので、その時の感想を含めて書きたいと思います。
本書は、投票コメントで「チョビ髭野郎」さんが書かれていた通りの内容で、日本陸軍が使用・保有した口径20mm以上の火砲を網羅したいわば「カタログ本」です。
ですから、例えば海軍の火砲は対象外(但し、陸軍が海軍から要塞砲として譲り受けた戦艦用の主砲塔「保転砲塔」は収録されていたはず)ですので、タイトルを額面通りに受け取らない様に注意して下さい。
また、本の内容ですが日本陸軍の火砲の写真と図、開発経緯やカタログデータを中心に淡々と書かれていますので、読み物としては余り面白くないです。
反面、火砲の基礎データを知りたい人には非常に楽しめると思います。実際、私のその点で楽しめました。
なお、本書の共著者である佐山二郎氏はその後、光人社NF文庫(潮書房光人社)から「日本陸軍の火砲」と言う文庫本のシリーズを2010年~12年にかけて全7巻を完結させており、私も全巻持っています。
このシリーズに関しては佐山氏自身が最終巻に当る「野戦重砲 騎砲 他」のあとがきで、「日本の大砲」を下敷きとして誤りを正すと同時に足らざるを補った物であると語っており、実際読んだ限りにおいても、事実上「日本の大砲」の改定新版と言うべき内容になっています。
と言う訳で、僭越ですが本書の復刊を希望される方は、ぜひ「日本陸軍の火砲」シリーズの方を手に取って見てはいかがでしょうか。
このシリーズは発売からそんなに時間が経っていませんし、光人社NF文庫シリーズは重版・再刊される確率が比較的高いので安心して手に入れられると思います。
※2014/4/7・文中に誤記がありましたので、訂正いたしました。
2014/04/03
私は、県立図書館で借りて読んだ事がありますので、その時の感想を含めて書きたいと思います。
本書は、投票コメントで「チョビ髭野郎」さんが書かれていた通りの内容で、日本陸軍が使用・保有した口径20mm以上の火砲を網羅したいわば「カタログ本」です。
ですから、例えば海軍の火砲は対象外(但し、陸軍が海軍から要塞砲として譲り受けた戦艦用の主砲塔「保転砲塔」は収録されていたはず)ですので、タイトルを額面通りに受け取らない様に注意して下さい。
また、本の内容ですが日本陸軍の火砲の写真と図、開発経緯やカタログデータを中心に淡々と書かれていますので、読み物としては余り面白くないです。
反面、火砲の基礎データを知りたい人には非常に楽しめると思います。実際、私のその点で楽しめました。
なお、本書の共著者である佐山二郎氏はその後、光人社NF文庫(潮書房光人社)から「日本陸軍の火砲」と言う文庫本のシリーズを2010年~12年にかけて全7巻を完結させており、私も全巻持っています。
このシリーズに関しては佐山氏自身が最終巻に当る「野戦重砲 騎砲 他」のあとがきで、「日本の大砲」を下敷きとして誤りを正すと同時に足らざるを補った物であると語っており、実際読んだ限りにおいても、事実上「日本の大砲」の改定新版と言うべき内容になっています。
と言う訳で、僭越ですが本書の復刊を希望される方は、ぜひ「日本陸軍の火砲」シリーズの方を手に取って見てはいかがでしょうか。
このシリーズは発売からそんなに時間が経っていませんし、光人社NF文庫シリーズは重版・再刊される確率が比較的高いので安心して手に入れられると思います。
※2014/4/7・文中に誤記がありましたので、訂正いたしました。
2014/04/03