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最終戦 Der Endkampf um Deutschland:1945.1945年ドイツ
全1件
デーニッツ提督が「零時」の後、「SS関係者の多数が海軍編入を望んでいるということが問題とされ、デーニッツはそれを承認した。国防軍最高司令部は三軍を同じ条件下におくべきなのである」(393頁)という個所はグイド・クノップの「ヒトラーの共犯者」上巻363頁の「戦闘は終わった。いまや重要なのは痕跡を消すことだった。多くの親衛隊将校が海軍のなかにもぐりこんだ。前アウシュヴィッツ強制収容所所長のルードルフ・ヘースもまたかくまわれた」という個所と一致するので、実際はこの本もパウル・カレルのように注意して読むべき本なのだと思う。
「指導部は兵たちにかくれて大量殺戮をなし、ユダヤ人を根絶し、かずかずの戦争犯罪を犯したのだ」(307頁)と書かれている。しかし「退役装甲兵将軍ヴァルター・K・ネーリングは積極的な忠告を惜しまず」とあるが、「ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅」上巻490~491頁に書かれているようにチュニジアのユダヤ人を強制労働に駆り出す命令を発した人物であり、「総統誕生日のパレードは東エーゲ海ロードス島の守備隊がやった」(302頁)が、この部隊は同書下巻23~24頁に書かれているように1944年にロードス島のユダヤ人をアウシュヴィッツに送っている。
2017/08/18
デーニッツ提督が「零時」の後、「SS関係者の多数が海軍編入を望んでいるということが問題とされ、デーニッツはそれを承認した。国防軍最高司令部は三軍を同じ条件下におくべきなのである」(393頁)という個所はグイド・クノップの「ヒトラーの共犯者」上巻363頁の「戦闘は終わった。いまや重要なのは痕跡を消すことだった。多くの親衛隊将校が海軍のなかにもぐりこんだ。前アウシュヴィッツ強制収容所所長のルードルフ・ヘースもまたかくまわれた」という個所と一致するので、実際はこの本もパウル・カレルのように注意して読むべき本なのだと思う。
「指導部は兵たちにかくれて大量殺戮をなし、ユダヤ人を根絶し、かずかずの戦争犯罪を犯したのだ」(307頁)と書かれている。しかし「退役装甲兵将軍ヴァルター・K・ネーリングは積極的な忠告を惜しまず」とあるが、「ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅」上巻490~491頁に書かれているようにチュニジアのユダヤ人を強制労働に駆り出す命令を発した人物であり、「総統誕生日のパレードは東エーゲ海ロードス島の守備隊がやった」(302頁)が、この部隊は同書下巻23~24頁に書かれているように1944年にロードス島のユダヤ人をアウシュヴィッツに送っている。
2017/08/18