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プラパ・ゼータ

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プラパ・ゼータは乙女の究極の萌え!こんな名作が埋もれているのは悔しい。ぜひ大勢の人に読んで欲しい!

名作です!冒険ものファンタジーの戦闘要素と、人間の業が晒されるダークな要素が絡み合い、
重厚な世界観を作りだしています。何度読み返しても泣いてしまう切ない愛と、希望のあるラストが感動的。
こんな名作が埋もれているのは悔しい。ぜひ大勢の人に読んで欲しい!

世界観の設定が非常に緻密作りこまれていて、私の中では十二国記に並ぶくらい、設定が良いです。
さらに主人公たち、敵キャラが全て個性的で、それぞれに固定ファンがつくほどキャラが立っています。
これだけキャラが立っているのに、ストーリーがキャラ以上に良い!
戦闘シーンや心理的駆け引きなども緻密に描写されるので、
読み手は、ドキドキハラハラしつつ、笑ったり、泣いたり、嫌悪したり、うっとりしたり、
あとは毎巻いいところで終わってしまう「ひき」の絶妙さに悶絶…。

そして私がすごく良いと思うのが、全巻を通して描かれる人間の”心”について。
孤独と愛、残虐と慈悲、優しさと偽善、など。心の奥底を抉られるような痛烈なインパクトのあるテーマ性を作者から感じます。

とにかく、世界観にどっぷりハマれるところと、切ない愛(恋愛ではなく、愛!)が最高なので、ぜひぜひ皆に読んで欲しいです。

2011/08/29