レビュー一覧
読後レビュー
全8件
-
生賴範義画集 〈幻魔〉
生賴先生の本画集はずうっと待ち望んでいた事もあり、1頁1頁毎堪能できた。欲を云えば、「SFアドベンチャー」や「野生時代」に平井先生が提供した小説内に添付されたモノクロな画も加えて欲しかった。当時、小説の狭間に現れた生賴先生の画はそれだけでイメージが膨らんだものでした。 (2020/01/08)
-
生賴範義画集 <幻魔 >は最高です
生賴範義画集 <幻魔 >が届きました。厳重に包装されていて、傷つけな
いように、開封するのに苦労しました。現物は素晴らしいの一言です。
現在所有している本と照らし合わせ、細部まで隅々まで比べて感激してい ます。特に「平井和正の幻魔宇宙Ⅱ」「平井和正の幻魔宇宙ⅲ」の付録に
付いていたポスター「時を継ぐ者たち」「魂の使徒」が気に入っていま す。
生賴範義画集 <狼男 >も予約していますので、楽しみにしています。
、 (2019/12/23) -
生頼範義先生やはり最高です
画集を鑑賞し、平井先生の幻魔シリーズを読み返してます。
挿絵はやはり自分は生頼派です。平井先生のストーリーにばっちりはまってるとしか思えません。
両巨頭がお亡くなりになられたのは、本当に残念でなりません。まだまだ作品を堪能したかった。
ウルフガイの画集も予約してますのでまた鑑賞してシリーズも読破予定です。 (2019/12/10) -
絵自体は最高ですが
ページに余白が多過ぎかと。あんなに余白を作るのなら、作品データを別冊の小冊子にせず、ページの余白部分に付記しといて欲しかったです。もしくはもっと余白を減らして絵を大きく載せるとか。
生頼画伯の絵自体は何も文句ないどころか超絶最高なんですが、高価な書籍なんで、もう少し絵以外の部分も、本としての配慮が欲しかったと思う次第です。 (2019/12/09) -
絵は文句なしだけど・・・
生賴さんの素晴らしい作品をまとめて下さったことには
感謝の言葉しかありません。
しかし商品の発送方法や、本のデザインや構成?等には不満があります。
まずこちらの通販で購入して届きましたが、受け取って驚きました。
輸送箱(外箱)に入っているとはいえ、プチプチを一巻きしただけの状態でした。
これでは何かあればすぐに角潰れなどの箱痛みが発生してしまいます。
外箱も薄い段ボール紙なので中身の商品にダメージが届く恐れがあります。
決して安くはない買い物なのに扱いが軽いと思いました。
二つ目に、本自体が特装函に入れられていますが、
これに巻いてある帯が無駄に感じました。
ファンなら帯封を剥さず、函からそのまま外す(抜く)と思います。
これが非常に面倒で神経を使い、破れないかと思うと怖かったです。
他に特装函を留める方法はいくらでもあったのではないでしょうか。
三つ目に、掲載する絵の向きを統一させるために横長の絵が
小さくなってしまっていることです。(一部見開きもありますが)
ページの上下が無駄に空いてしまって、せっかくのA3サイズなのに残念に思いました。それなら全部見開きにしてほしかったです。
縦向きの作品も、取り込みデータ統一していないのか
掲載サイズもまちまちですし・・・
以上、文句ばかりのレビューで申し訳ありませんが
次回の「狼男達」もこのような感じなのですかね・・・ (2019/12/08) -
幻魔大戦第二次シリーズとは平井和正+生賴範義によるルネッサンス的SF絵画である
幻魔大戦サーガのシリーズの仕分けについては、「幻魔大戦サーガ一覧」をネットで検索すると、4つのシリーズに分けられると書かれています。
この『生賴範義画集 〈幻魔〉』は、その幻魔大戦第2次シリーズの平井和正による徳間・角川幻魔大戦シリーズの新書・文庫・ムック等のカラーのカバーイラストを主に扱ったイラスト集です。
漫画の幻魔大戦や角川アニメ映画の幻魔大戦しか知らない人が眺めてみてもピンとこないと思います。
しかし、1980初頭の角川春樹の仕掛けた緑の背表紙のメディアミックスにわくわくした今の50歳代の人たちが読めば、満足すること間違いなし。
私は、1980年代の幻魔大戦がベストセラーになった最大の要因として、やはり、角川映画初の劇場用アニメ映画化され、その宣伝効果が大きいとは思います。
しかし、それだけではなく、幻魔大戦のベストセラー化に貢献したのは、生賴範義画伯のイラストだと私は考えています。
その当時の少年少女が、映画を見るなり"幻魔大戦"という名前を知るなりして、書店に平積みされている緑の背表紙に魅かれつつ、手に取った文庫本の生賴範義のイラストが決定打となって、お小遣いを捻出し、幻魔大戦をジャケ買いしていたからです。
今から遡ってよくよく考えると、幻魔大戦第二次シリーズの小説版幻魔大戦は、ラノベの先駆けな訳ですが、
当時の少年少女たちは自分たちがラノベの先駆けの小説を買って読んでいるなどという意識は微塵もなく、生賴範義画伯の迫力あるイラストに演出された壮大な宇宙戦争の世界観やスリルを脳裡に焼き付けられながら、真幻魔大戦/角川文庫版幻魔大戦を読んでいた事でしょう。
1980年代に幻魔大戦にハマってしまった少年少女たちは、なぜ、幻魔大戦にハマってしまったのか?
その答えは、このイラスト集にあります。読めばわかります。
この前に、少年マガジン版の幻魔大戦を読んで、新幻魔大戦の劇画ノベル版か小説版を読んで、お時と東三千子/東丈姉弟の関係に気づいてしまった人が、このイラストを見てしまうと、実際にイラストに包まれた平井和正の小説も読みたくなってしまうと思います(読みたくなった人はKindleなどの電子書籍端末のサービスを利用すると、古本屋巡りをせずに比較的低労力・低コストで読むことが出来ます。『幻魔大戦 deep トルテック』は国会図書館に行けばタダで読めます)。
まあ、おかもとさんは、映画化される前から幻魔大戦のファンだったので(徳間書店 SFアドベンチャー1982年3月号幻魔シリーズ大特集のP204-205に中二病真っ最中のおかもとさんの小論文が・・・)、
ウルフガイシリーズとか、その辺からハマった口かもしれませんが。
最後に、私の方からもBIBLIOGRAPHYの指摘をしておきます。
P11の中段の左から2つ目の段落で、
「ハルマゲドンの少女」は『平井和正の幻魔宇宙 Ⅲ』でのみ掲載されていたような書き方をしていますが、
「ハルマゲドンの少女」は『平井和正の幻魔宇宙』Ⅱ~Ⅳで掲載された作品です。
高橋留美子との5時間対談が掲載されたのが『平井和正の幻魔宇宙 Ⅲ』なのは、その通りですが、それを言いたいために、不十分な情報を前振りとして書いてしまったのかな?というのが、私が、その段落を読んだ印象です。
編集担当の大野さんには、徳間書店ムックの『平井和正の幻魔宇宙』Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ/Ⅳと『ウルフランド』をザザッと流し読みせずに、一字一句丁寧にその当時のファンになり切って読み込んだうえで、自分の書いた文章がおかしくないかをチェックなさることをお勧めいたします。
以上です。 (2019/12/02) -
「生賴範義画集〈幻魔〉」到着
11月29日、「生賴範義画集〈幻魔〉」が届いた。
うわー、ほんとに届いちゃったー、どーしよー。
予約したのだから届くのは当然だが、その大きさとも相まって、いささかうろたえてしまった次第。
梱包をほどき、輸送ケースのテープをカッターで切って、中身を取り出す。
まず現れたのは本体の収納箱、黒地に銀のベガ。それから特典の複製原画、解説書、納品書兼領収書。
複製原画を確認。ちゃんと3枚入ってました。
収納箱の下の方に巻かれた帯がきつい。苦労してはずす。
本体、登場。表紙はボール紙でタイトル文字のみ、シンプル。
もどかしく本体のページをめくる。
うむ、うむ、うむ。
すごーい。
一通り見終わってから、解説書を読む。そして再度、本体を観賞。ふむふむ。
以前購入した複製原画とくらべる。ちょっと発色が悪いような気もするが、まあ許容範囲かな。
あらためて解説書「生賴範義画集〈幻魔〉BIBLIOGRAPHY」を読む。あれ、誤植?
平井和正著作目録を参照しつつチェック。どうも校正が甘かったようで。
できれば正誤表を作ってほしいな。
1ページ 3段目1行 年間13冊 → 年間11冊 (?) ※1980年に発行されたのは、p6の真・幻魔大戦1からp16の幻魔大戦8までの11冊では。
2ページ 3段目 p.6 ⑥著者に寄贈/初版時タイトルに「・」あり → ⑥著者に寄贈/初版時タイトルに「・」あり/初版時は副題無
2ページ 3段目 p.8 ⑥著者に寄贈/初版時タイトルに「・」あり → ⑥著者に寄贈/初版時タイトルに「・」あり/初版時は副題無
3ページ 2段目 p.12 ⑥初版時タイトルに「・」あり → ⑥初版時タイトルに「・」あり/初版時は副題無
6ページ 1段目 p.38 ⑥1983.3「生頼範義 → ⑥1983.3「生賴範義
7ページ 2段目 p.51 ②1983年10月 → ②1983年11月
9ページ 3段目 p.71 ①幻魔大戦③ → ①幻魔大戦⑤
10ページ 3段目2行 一九八一年三月号 → 一九八一年3月号
10ページ 3段目28行 月間 → 月刊
11ページ 1段目12行 【P・3、5、8、12、13】 → 【P・3、6、8、12、13】
11ページ 1段目21行 【P・29、30-31、32、26、27】 → 【P・29、30-31、32】
11ページ 1段目24行 アニメーショ → アニメーション
11ページ 2段目12-13行 『平井和正の幻魔宇宙 II』 → 『平井和正の幻魔宇宙 III』
11ページ 2段目14行 【P・53、】 → 【P・53】
12ページ 2段目15行 11年後 → 9年後 (?) (2019/12/01) -
最悪
作品は素晴らしいが、輸送途中で角が潰れてる。
角に保護材を増やすか、取扱い注意を運送会社に徹底させるかしてほしい。 (2019/12/01)
hal holy