レビュー一覧
読後レビュー
全7件
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やけっぱちのマリア・オリジナル版を読んで
中学生時代に連載されていた記憶です。当時も読んだはずですが、詳細を忘れていました。しかし、これが「初の性教育マンガ」と銘打たれていたことは、はっきり覚えており、いったい当時の少年マンガ誌でどこまでのことが書けたのか、興味を抱いて購入した次第です。
途中までの表現では、やはりこの程度だったか、という感じでしたが、読み進めていくうちに、よくぞここまで描かれたもの、と驚きを覚えました。
これを孫娘に読ませようか、と考えている昨今です。 (2024/01/07) -
その時代の風俗など取り入れていておもしろい
連載当時は、余りマンガを読んでいる年代ではなかったが、(手塚マンガの常套だが)当時の風俗や語句などを取り入れており、時代背景をふまえての著作として、懐かしく読んだ。 (2019/12/17)
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子どものころの記憶がよみがえった
初めて読んだのは小学生。当時、手塚治虫が好きでブラックジャックを買っていたが、その流れでこのコミックを買った。このオリジナル版を読む内に子どもの頃の記憶がよみがえった。小学生当時には「アンネ」とか「ダッチワイフ」の意味が分からなかったので母親に聞いたところ、気まずい雰囲気になったことを思い出した。大人になった今ではそれも懐かしい思い出になっている。 (2019/06/28)
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ファンです
オリジナル版ということで購入しました。全集など持っていますのでその違いを楽しみたいと思います。 (2019/06/23)
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やけっぱちのマリア 《オリジナル版》
三島が自死して来年の11月25日で半世紀となる。当時手塚先生が連載時意識していたか判らないが、タテヨコの会や山本某等右翼左翼のそれらしき時代背景を垣間見た。斯かる状況下、手塚先生の本作は性教育と云う斬新なテーマを扱い、70年代初頭殺伐とした状況とは全く異なった作品を生み出した。三島の死の数週間前に終了した事も印象的だ。 (2019/06/04)
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素晴らしい物語
物語に引き込まれイッキに読んだ。
素晴らしい物語。
人間賛歌。
性というものに真っ向から取り組み、しかもわかりやすく物語として展開してくれている。
最後は感動さえする。
いやはや、本当に手塚治虫という才能にはひれ伏すばかり。
印刷状態も良く、紙質も厚く、非常に読みやすい。
唯一、カバーにもう少し工夫があればと思った次第。 (2019/04/29) -
やけっぱちのマリア
豪華な復刊完全版で復活
久しぶりに読みましたがこんな過激な
内容だったと、改めて思いました
手塚治虫という漫画家の才能に
感服するばかりです。 (2019/04/28)
leo