| 著者 | 奈良原一高 |
|---|---|
| 出版社 | 復刊ドットコム |
| 判型 | A4変・上製 |
| 頁数 | 242 頁 |
| ジャンル | エンタメ |
| ISBNコード | 9784835459523 |
| 刊行日 | 2025年8月26日 |
戦後日本を代表する写真家・奈良原一高
米国滞在4年間の成果を凝縮し発表された名作『消滅した時間』が、新装版として刊行決定!
アメリカ・ニューメキシコ州の切り立った岩山の頂きに「スカイ・シティ」と呼ばれる村がある。その広場の中心で、重力に抗うように宙に浮かぶ二つのゴミ缶。
メディアでご覧になった方も多いであろう有名なこちらの作品「二つのごみ罐 -ニューメキシコ」(1972)は、写真家・奈良原一高を代表する作品のひとつです。
その名を一躍有名にした1956年5月銀座・松島ギャラリーでの初個展「人間の土地」では、長崎半島沖に浮かぶ人口の島・端島(通称:軍艦島)と灰で埋もれた鹿児島・桜島にある黒神村を舞台に互いに拮抗しあった「人間」と「土地」を、続く1958年9月の銀座・富士フォトサロンでの「王国」展では、北海道のトラピスト男子修道院を取材した「沈黙の園」と和歌山の婦人刑務所を舞台とした「壁の中」という、それぞれ外部と隔絶された2つの空間を写し、斬新かつユニークなドキュメンタリー写真の傑作として高い評価を得ました。
その後、パリを拠点に3年間ヨーロッパを巡り、帰国した5年間で初めての写真集として発表した『ヨーロッパ・静止した時間』は、国内数々の賞を総なめにし、名実ともに奈良原の代表作となりました。
そうして1970年4月、奈良原は次の目的地アメリカへと旅立ちます。
1974年まで滞在したこのアメリカでの活動4年間の総決算として発表した写真集『消滅した時間』は、ドライな感覚でアメリカ大陸に向き合い、まるで別世界のごとく写された超現実的でスケールの大きな101点もの写真が、デザイナー・勝井三雄によるドイツ装・三方背函・輸送ケース付き369×355mmという大判サイズによる装丁で、1975年に朝日新聞社より発表されました。
その作品群を最終版としてこのたび再構築し、芸術的とも呼ばれる写真表現、構成力を存分に味わえるように編集したのが、このたびの『消滅した時間 Where Time Has Vanished』になります。
巻末には、長年にわたり奈良原一高を研究してきた島根県立美術館・蔦谷典子氏による書下ろし作品解説も収録。
ブックデザインは、『王国 Domains』『ヨーロッパ・静止した時間』に続き、グラフィックデザイナー・佐野裕哉氏が務めます。
名作『ヨーロッパ・静止した時間』と対をなす奈良原の最高傑作にして至宝となる一冊を、ぜひお手にとって存分にご堪能ください。
※本書は初版限定での刊行形態になり、現時点では再販の予定はありません。
▼著者プロフィール
奈良原一高(IKKO NARAHARA)
1931年福岡生まれ。大学院在学中の1956年に、初めての個展「人間の土地」が大きな反響を呼び、写真家としての活動を始める。1959年、東松照明、細江英公、川田喜久治らとセルフ・エイジェンシィ「VIVO」を結成(1961解散)。その後、パリ(1962-1964)、ニューヨーク(1970-1974)と拠点を移しながら活動。1974年帰国後も世界各地を取材し、多数の展覧会を開催。写真集も数多く出版し、国際的にも高い評価を受ける。2020年1月19日、逝去。
NARAHARA IKKO ARCHIVES
米国滞在4年間の成果を凝縮し発表された名作『消滅した時間』が、新装版として刊行決定!
アメリカ・ニューメキシコ州の切り立った岩山の頂きに「スカイ・シティ」と呼ばれる村がある。その広場の中心で、重力に抗うように宙に浮かぶ二つのゴミ缶。
メディアでご覧になった方も多いであろう有名なこちらの作品「二つのごみ罐 -ニューメキシコ」(1972)は、写真家・奈良原一高を代表する作品のひとつです。
その名を一躍有名にした1956年5月銀座・松島ギャラリーでの初個展「人間の土地」では、長崎半島沖に浮かぶ人口の島・端島(通称:軍艦島)と灰で埋もれた鹿児島・桜島にある黒神村を舞台に互いに拮抗しあった「人間」と「土地」を、続く1958年9月の銀座・富士フォトサロンでの「王国」展では、北海道のトラピスト男子修道院を取材した「沈黙の園」と和歌山の婦人刑務所を舞台とした「壁の中」という、それぞれ外部と隔絶された2つの空間を写し、斬新かつユニークなドキュメンタリー写真の傑作として高い評価を得ました。
その後、パリを拠点に3年間ヨーロッパを巡り、帰国した5年間で初めての写真集として発表した『ヨーロッパ・静止した時間』は、国内数々の賞を総なめにし、名実ともに奈良原の代表作となりました。
そうして1970年4月、奈良原は次の目的地アメリカへと旅立ちます。
1974年まで滞在したこのアメリカでの活動4年間の総決算として発表した写真集『消滅した時間』は、ドライな感覚でアメリカ大陸に向き合い、まるで別世界のごとく写された超現実的でスケールの大きな101点もの写真が、デザイナー・勝井三雄によるドイツ装・三方背函・輸送ケース付き369×355mmという大判サイズによる装丁で、1975年に朝日新聞社より発表されました。
その作品群を最終版としてこのたび再構築し、芸術的とも呼ばれる写真表現、構成力を存分に味わえるように編集したのが、このたびの『消滅した時間 Where Time Has Vanished』になります。
巻末には、長年にわたり奈良原一高を研究してきた島根県立美術館・蔦谷典子氏による書下ろし作品解説も収録。
ブックデザインは、『王国 Domains』『ヨーロッパ・静止した時間』に続き、グラフィックデザイナー・佐野裕哉氏が務めます。
名作『ヨーロッパ・静止した時間』と対をなす奈良原の最高傑作にして至宝となる一冊を、ぜひお手にとって存分にご堪能ください。
※本書は初版限定での刊行形態になり、現時点では再販の予定はありません。
▼著者プロフィール
奈良原一高(IKKO NARAHARA)
1931年福岡生まれ。大学院在学中の1956年に、初めての個展「人間の土地」が大きな反響を呼び、写真家としての活動を始める。1959年、東松照明、細江英公、川田喜久治らとセルフ・エイジェンシィ「VIVO」を結成(1961解散)。その後、パリ(1962-1964)、ニューヨーク(1970-1974)と拠点を移しながら活動。1974年帰国後も世界各地を取材し、多数の展覧会を開催。写真集も数多く出版し、国際的にも高い評価を受ける。2020年1月19日、逝去。
NARAHARA IKKO ARCHIVES
≪特報≫
2025年7月、『Tokyo, the '50s』(1996年 Mole・刊)に、40点近い未発表写真【Blue Yokohama】を加えた特別版仕様『Tokyo, the '50s / Blue Yokohama』を特別刊行予定。詳細が決定次第、当サイトにて公開します。読後レビュー (全1件)
憧れの写真家
写真を始めた頃に憧れていた写真家の一人です。写真集を手にして、じっくりと楽しみました。モノクロ写真はプリントで創ると言う感覚を改めて思い知らされました。撮り手の心に焼きついた印象に大胆に近づけると言う技術はデジタルでより簡単になったいるはずなのに、何だか中途半端になっていたなと反省しました。
2025/08/31
この商品をお持ちの方、ぜひレビューをお書きください。




復刊投票時のコメント (全9件)
2020/02/03
2020/02/03
2021/06/13
2021/06/13
2023/02/13
2023/02/13
2023/01/20
2023/01/20
2023/12/06
2023/12/06