サンダーマスク 《オリジナル版》
手塚治虫
| 著者 | 手塚治虫 |
|---|---|
| 出版社 | 復刊ドットコム |
| 判型 | A5 |
| 頁数 | 240 頁 |
| ジャンル | コミック・漫画 |
| ISBNコード | 9784835458526 |
| 刊行日 | 2022年3月23日 |
ついに、この時がきた…!!
1972年連載、巨匠・手塚治虫の伝説的SF異色作が、
連載時仕様&レア素材満載の超・決定版で初登場!
「サンダー!」と叫び二段変身する、異色の仮面ヒーローアクション漫画。
初の「週刊少年サンデー」連載版+新規製版+全扉絵・予告類を収録。
鬼才・成田亨による幻のプロトデザイン画なども収録した超決定版!
◆『鉄腕アトム』『火の鳥』から『奇子』『三つ目がとおる』まで幅広くラインナップしてきた、復刊ドットコムの元祖
《オリジナル版》シリーズ。このたびついに、全手塚作品中でも異色中の異色作と言われる『サンダーマスク』が刊行決定!
◆1972~73年に「週刊少年サンデー」に連載された本作品は、同時期に日本テレビ系で全国放映された特撮TVシリーズ
『サンダーマスク』とのタイアップ企画です。
◆しかし、当時のオーソドックスなSFヒーローものであるTV版に対して、手塚漫画版は、物語の設定自体から異なる、オリジナリティーにあふれた作品でした。
宇宙から来たガス生命体「サンダー」と、珪素生命体「デカンダー」の対決を描きながら、作品中に漫画家=“手塚治虫”自身が、語り手的な役割で登場するというメタ構造。
同作品の大きな“売り”であった、主人公・命光一(いのち こういち)の「二段変身」についても、TV版では、一段目で等身大の
サンダーマスクに、二段目で巨大化するのに対して、漫画版では、凶暴でグロテスクな見た目のサンダーのために、劇中の手塚治虫がヒーロー風のコスチュームをデザインするという、知的な捻りが加えられていました。
当時一世を風靡した「変身ブーム」のさなかで、「変身」という概念ごとくつがえしてみせた作者の硬骨ぶりは、当時の少年読者にとって、まさに衝撃的。ラストシーンの静かな余韻とともに、本作は、長く印象に残る作品に昇華したのです。
◆そんな野心作でありながら、TV版の製作事情から連載終了となり、手塚治虫自身が後年ほとんど語ることはなく、本人の筆によるカラーイラストも僅か1枚のみ(連載第1回の扉絵)という、まさに“異色”の一作でしたが、一方で、一部のファンから熱烈な
支持が寄せられている作品でもあります。
◆連載50周年記念の本書では、連載初出時に準拠した、初の《オリジナル版》での刊行。
判型も、A5大型判(既刊では新書判・B6判・文庫判)。手塚プロに保存されているオリジナル原稿からの新規スキャン・新規製版による高画質。褪色に強い良質な本文用紙を使用。 全扉絵(原画判・連載版の2種類)・新連載予告・カット類の初再録はもちろん、巻末ギャラリーや図説も充実。
◆さらに! 『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『マイティジャック』などの名作のSF造型で知られるアーティスト・成田亨氏によるサンダーマスクのプロトデザイン画を収録。
そして、ご子息の成田カイリ氏に新規取材を行い、手塚治虫と成田亨… お互いリスペクトし合っていたという2人の天才作家の、「1970年代、惜しくもすれ違いに終わった幻の邂逅」についての秘話を掲載予定。
◆また、SF特撮作品に造詣の深い金田益実氏による、TV特撮版についての考察文も掲載予定。
◆月刊誌「COM」の休刊による名作『火の鳥』の中断、次なる代表作『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』のブレイク前… という特別な時期に描かれたゆえか、不屈の野心と奇想に満ちながらも、半世紀にわたって謎めいた存在であり続けた
『サンダーマスク』。
本書を再読することで、新たな光を当てていただくことを切に願って、刊行いたします。
[初版完全限定]につき、どうぞお見逃しなく!
1. 初の雑誌連載《オリジナル版》
2. 初のA5判・大型サイズ
3. オリジナル原稿から新規製版した高画質
4. 全扉絵(原画版・連載版の2バージョン)収録
5. 貴重な予告・カット類を初再録
6. 巻末ギャラリー・図説を完備
7. 成田亨氏によるプロトデザイン画収録
8. 成田カイリ氏への新規取材記事収録
9. 特撮TV版の考察文(金田益実氏・筆)
10. 経年変化に強い良質な本文用紙
※上記は2022年1月時点での予定で、多少変更の場合もございます。
※掲載した画像は制作中のサンプルです。
監修&(C):手塚プロダクション
読後レビュー (全7件)
内容的には満足でした。手塚先生の単純なTV作品コミカライズで終わって いないところは、さすがの一言。TV版に関する記事、成田亨さんが デザインした初期案などは内容的には素晴らしいですが、もう少しボリューム が欲しかった感覚。問題は版型が小さく、せっかくの手塚先生の迫力ある 「画」の勢いが減殺されてしまったかも、と感じました。仮面ライダー1971 の様にA4の大判だったら良かったのにな、と...
2022/05/20
内容的には満足でした。手塚先生の単純なTV作品コミカライズで終わって いないところは、さすがの一言。TV版に関する記事、成田亨さんが デザインした初期案などは内容的には素晴らしいですが、もう少しボリューム が欲しかった感覚。問題は版型が小さく、せっかくの手塚先生の迫力ある 「画」の勢いが減殺されてしまったかも、と感じました。仮面ライダー1971 の様にA4の大判だったら良かったのにな、と...
2022/05/20
「クレーター」もそうだけど 今更ここまでして出すんだから(価格もね) 何でB5版で出さないのか理解に苦しむ。 立東舎にできてFukkanにできないこたぁないだろうと思う っていうか、B5で出さないなら 他社が出してくれる芽をしばらく詰んでしまうんで 手をつけないで欲しいくらいだわ。 これは永井豪・石川賢の「学園退屈男」にも言えるし 逆に横山光輝の「仮面の忍者赤影」なんか...
2022/04/26
「クレーター」もそうだけど 今更ここまでして出すんだから(価格もね) 何でB5版で出さないのか理解に苦しむ。 立東舎にできてFukkanにできないこたぁないだろうと思う っていうか、B5で出さないなら 他社が出してくれる芽をしばらく詰んでしまうんで 手をつけないで欲しいくらいだわ。 これは永井豪・石川賢の「学園退屈男」にも言えるし 逆に横山光輝の「仮面の忍者赤影」なんか...
2022/04/26
子供の頃に見た実写と違い、 ストーリーから何もかもが新鮮で、 斬新な内容も今読むから面白い部分も多いです。 個人的にラストは後からジワジワと感動して、最初から読み返したくなる終わり方でした。 久しぶりに一気に読み終えた作品です。
2022/04/10
子供の頃に見た実写と違い、 ストーリーから何もかもが新鮮で、 斬新な内容も今読むから面白い部分も多いです。 個人的にラストは後からジワジワと感動して、最初から読み返したくなる終わり方でした。 久しぶりに一気に読み終えた作品です。
2022/04/10
文庫本も持ってましたが、各回の扉表紙は欠落している物もあるとはいえ、細かなコマ割りが編集されなくなっていることに気づきました。 どうせなら連載当時読んでいた頃のまま再度読みたいもの。そんな時こちらの存在を知り購入しました。全てのシーンが再現されており満足です。買ってよかった。復刊ありがとうございました。
2022/04/03
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