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親馬鹿子馬鹿

和田誠 和田唱

2,970円(税込)

(本体価格 2,700 円 + 消費税10%)

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親馬鹿子馬鹿
著者 和田誠 和田唱
出版社 復刊ドットコム
判型 B5変・上製
ジャンル エンタメ
ISBNコード 9784835455303

商品内容

復刊ドットコム × 代官山 蔦屋書店 コラボ企画第4弾!
和田誠×和田唱 唯一のコラボレーション作品集が
新規要素(親子対談)を加え待望の復刊!


人気バンド・TRICERATOPSでヴォーカル&ギターをつとめる和田唱が4~5歳頃に描いた絵に、イラストレーターでもある父・和田誠が解説(&イラストレーション)でまとめるという、不思議な形でページが進む作品集。

元々は1981年に「家庭画報」誌上に連載され、その後1983年に講談社からまとめられた本作。長らく絶版状態が続き、古書市場でも非常に高額となっていました。
このたびの復刊化にあたり、巻末には「イラストレーション」誌No.210にも収録された和田誠×和田唱による親子対談【絵を描くこととレコーディングは似ている?】も収録予定。

和田唱の才能の原点を垣間見ることができるだけでなく、父親・和田誠の子どもへのまなざし、子育て論、アートへの向き合い方をも知ることができる一冊です。
長きにわたり多数の復刊リクエストを集める貴重な作品が、30年以上の時を経て、ついに復刊します!

▼本文より
この連載を始めてから友人によく言われることは、
「親父より息子の方が絵がうまいね」
である。
イラストレーションでめしを食っている親父としては、ちと耳がいたい。しかし、そんなこと気にしてはいけないので、子どもの絵がうまいのは当たり前なのだ。それに、うちの子が絵がうまいのではなく、子どもというのは誰だって絵がうまい。純粋に物を見て、素直に描くからである。大人になると、いや、大人でなくても中学生くらいになると、うまく描いてやろうという意識が働く。うまく描いて褒められたいと思う。それが素直に描くことを妨げる。物の見方も変わってくる。純粋に、自分の目で見るのではなく、人様の目を借りてしまう。世間が物を見る見方と、同化してしまう。すなわち、空は青く、太陽は赤く。黄色い空に緑の太陽を描いたって一向に差しつかえないのに。現実だって、空がいつも青く、太陽がいつも赤いとは限らないのである。


☆本書の3大特長☆
1.イラストレーター・和田誠&TRICERATOPS・和田唱による唯一のコラボレーション作品集の完全復刻!
2.巻末には親子対談【絵を描くこととレコーディングは似ている?】(20ページ前後)を新規収録予定!

※画像は制作中のものです。

▼著者プロフィール
和田誠(わだ まこと)
1936年大阪生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーター。59年多摩美術大学卒業、ライトパブリシティに入社、68年よりフリーランス。65年雑誌「話の特集」にADとして参加。77年「週刊文春」の表紙(絵とデザイン)を担当し現在に至る。74年講談社出版文化賞ブックデザイン賞、93年講談社エッセイ賞、94年菊池寛賞、97年毎日デザイン賞受賞。著書は2015年に200冊を超えた。映画監督として「麻雀放浪記」「快盗ルビィ」「怖がる人々」「真夜中まで」などを手がける。

和田唱(わだ しょう)
1975年東京生まれ。TRICERATOPSのボーカル、ギター、作詞作曲も担当。ポジティブなリリックとリフを基調とした楽曲、良質なメロディセンスとライブで培った圧倒的な演奏力が、国内屈指の3ピースロックバンドとして評価されている。またソングライターとしての評価も高く、SMAP、藤井フミヤ、松たか子、Kis-My-Ft2、SCANDALなどへの作品提供も多数行っている。
http://triceratops.net/

※本書は1983年に講談社から発行された『親馬鹿子馬鹿』を底本に、新装版として復刊するものです。

(c)和田誠/和田唱 2017
協力:和田誠事務所/トリニティーアーティスト

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読後レビュー

全3件

  • やっと入手

    ずいぶん前に興味を持ち図書館で借りて読んだことがありました。この親にして…という言葉が最大限の賛辞になるような本だと思いました。絶版の本をこうして読める図書館とは何とありがたいものか、と思ったものです。
    それが、復刊され手もとに置ける。うれしいことです。
    絵本やイラストあっての本はやはり所蔵したいものですね。 (2017/12/04)

    GOOD!0
  • クリエイティブ‼

    とても面白く拝読しました。
    子ども目線を大事にした、暖かい親子のやりとり。
    自分も、子どもの感性をもっとすくえればよかったなぁと反省しつつ、誠さん唱さんの才能にあらためてしてやられた感じです。
    ぜひ、和田家の皆さんでの、次なる作品を見たい!と思います。期待しています‼ (2017/10/22)

    GOOD!0
  • 親子対談が秀逸

    今回、付録のように収録されている親子対談が、スタンダードナンバーや好きなジャケットの事などについて語られていて大変面白かったです。
    ここで触れられている和田ファミリーで何か企画できるのではないかという件に関しては、ぜひ実現していただきたいと思っています。 (2017/10/15)

    GOOD!0
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復刊投稿時のコメント

全156件

  • 現在、男の子育児真っ最中です。怪獣(息子)との闘いでへろへろな毎日の息抜きに、いろいろな方の育児エッセイを読んでいます。平野レミさんのご家族だと初めて知ってとても気になってます。 (2017/03/29)
    GOOD!0
  • 常識にとらわれずイキイキと活動できるものの見方のヒントが解る気がして読んでみたいです。 (2017/03/29)
    GOOD!0
  • 尊敬する和田誠さんの絵本『ねこのシジミ』を読んで以来、いくつかの本の中で少しずつ明かされている和田家の家族関係に、ハッキリ言って興味津々です。それが“理想の形”なのかどうかはわかりませんが、そんな中の一冊として、この本もぜひ読んでみたいところです。 (2017/03/29)
    GOOD!2
  • イラストレーション最新号での、和田誠さんと和田唱さん親子の対談を読み、なんと温かく素敵な親子関係なのだろうと感心しました。ぜひともこの親馬鹿小馬鹿を読みたいです (2016/04/21)
    GOOD!1
  • 図書館で借りるしか、読む手段がありません。
    どうかお願いします。
    是非とも復刊を! (2014/12/28)
    GOOD!0

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