nanasyさんのページ
レビュー
-
佐藤さとるファンタジー全集 全16巻
永久保存します
小学校の低学年のころ「百番目のゾウがくる」か「とおい ほしから をわくわくして読んだのが最初だと思います。
その後学校の図書館にあった佐藤さとる氏のご本は全て読みつくし、高学年のころ「コロボックル」にのめり込みました。
氏のご本は子供が主人公の本が多いので、当時はとても感情移入し、自分にもこんなことが起こるかも、と夢を与えてくれるところが素敵です。
大人になってからは文庫になっていたものは全て買い、折々に読み返してきました。すばらしいのは冷徹な大人になってしまった今でも、氏の世界に入り込むと子供のころと変わらぬ思いを抱かしていただけることです。いろいろな不思議を頭で科学的に判断し信じない私ですが、佐藤氏のご本に出てくる不思議な物や出来事や生き物は無条件に信じてあこがれています、今でも。
この度全集が発売されると知り、飛び上がって喜びました。
いつか古書店で全集を買い集めることが夢だったのですが、そのお値段に未だ果たせず、なんとか死ぬまでには、と悲願だったのです。
大抵のお話は読了したものですが、何度読んでも面白いですし、未読のお話は新しい宝物を見つけたようで言葉にならないほどの感激です。
子供にはこの全集は「ママの宝物」なので触らせていません。
小3なのでかなり自分で読めるのですが、特別な本棚に入っている「ママの宝物」は、特別なときに読み聞かせています。
おかげで子供もすっかり佐藤氏のファンになってしまいました。親子2代で氏の物語世界を共有できるのは、何よりの喜びです。
復刊してくださって、本当に本当にありがとうございました。(2011/03/10) -
佐々木丸美コレクション 全18巻
大切に保管しています
佐々木丸美さんのご本に出会ったのは20年位前で、すぐにその叙情的な世界にのめりこみ、その頃手に入る物は即購入して読みふけりました。もっと他の作品も読みたいと切望するも、限られた作品以外は手に入りづらく悔しく、入手した本を何度も何度も、それこそボロボロになるまで読みました。
普段から本は沢山読みますが、何度も読み返す本はほとんどありません。佐々木さんのご本は今でも一年に一度は必ず手に取りたくなります(特に雪が降ったりすると)。そしてその度に変わらぬ暖かさ・切なさ・不可思議な縁などに心がほっこりとしてしまうのです。
復刊ドットコムで全巻復刊が決定されたときには、まるで作中人物と同じような不思議な縁に導かれたようで、やっと出会えた喜びに配本がなんと待ち遠しかったことか。
でも、いざ手にすると触れるのももったいないくらいで、大事に一度読んでからは、特別な戸棚の中に箱入り娘として大切に保管してあります。
主に読み返す本は昔入手したボロボロの本で、未読だったものをたまに宝物のようにそっとそっと読んで、すぐにしまいます。
本をあまり大切にせず、読んでナンボ、読めればOKだという私なのですが、この本だけは特別なのです。
一生の宝物として大事にし続けてゆきます。(2011/02/21)
復刊リクエスト投票
森川久美全集
【著者】森川久美
蘇州夜曲、南京ロードを始め、タイムリーにコミックを集めていましたが、実家を出たあと処分されてしまいました。
何度も読み返していたので、脳内再生できるのですが、やはり実物を読みたいです!(2023/08/14)
山岸凉子『日出処の天子』古代飛鳥への旅
【著者】太陽の地図帖編集部
『日出処』のファンとしては手元に置きたい品です。
2016年に出版されたようですが、当時気付かなかった自分が恨めしい。
ガイドももちろんのことカラー原画はぜひとも拝見したいです。(2020/04/30)
きみの町に星をみているねこはいないかい?
【著者】えびなみつる
自選複製原画集「はみだしっ子」「はみだしっ子その後」
【著者】三原順
恐るべき旅路 -火星探査機「のぞみ」のたどった12年-
【著者】松浦晋也
もっと見る