瀬戸かもめさんのページ 復刊リクエスト投票 都市 【著者】クリフォード・D・シマック 『中継ステーション』を気に入って、本書を読んだらとても気に入ったので、です。人類が地球からいなくなったあと犬たちが昔話をしているなかで人間が神格化されているようなところも面白く、また、どこか切なさもあって、いい作品だなと思いました。できれば、『SFマガジン』にしか収録されなかった「終章」(あとで書かれた部分)も一緒に復刊してほしいです あと、本自体は古本まつりで200円くらいで買ったのですが、古い本でとても字が小さく、日焼けもしているので、やっぱり大きい字で読めたほうがありがたいなと思いました。終章は図書館で読みましたが、終章もとてもよかったです(2025/06/09) 蝉の女王 【著者】ブルース・スターリング この本はとても面白かったので復刊してほしいです。また、復刊されて現在入手しやすい『スキズマトリックス』は、この本を先に読まないといまいち理解できない部分があるのです。(2025/06/09) カラマーゾフの兄弟 【著者】ドストエフスキー 著 / 江川卓 訳 これまで原卓也さんの訳や亀山郁夫さんの訳に挑戦してきました。前者はいい訳だけれど文学的すぎて少し読みにくく、後者は一見読みやすいけれどミスリードがあって実際には何も理解できない感じがありました。結局、どちらの訳でも挫折しました。 三度目の挑戦で江川卓さんの訳を読み始めたのですが、この訳が、一番意味がすっと理解できて、かつ、物語としてもキャラクターの面白さが伝わる訳になっていると感じました。「これは最後まで読める!」と初めて思えました。「カラマーゾフは、こんなにも面白いのか!」と、江川訳で初めて驚きました。新訳と喧伝している亀山訳の1000倍は読みやすいです。 それと、江川卓さんの文は岩波文庫の『罪と罰』、新潮文庫の『悪霊』『地下室の手記』で親しんでいる人も多いと思われるので、復刊しても売れると思います(復刊されるなら、私もめちゃくちゃSNSで宣伝します)。 『カラマーゾフの兄弟』入門に最適の訳書なのに、絶版で、2万円出さないと古書が手に入らないような状況はひどいと思います。(2024/03/25)
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都市
【著者】クリフォード・D・シマック
あと、本自体は古本まつりで200円くらいで買ったのですが、古い本でとても字が小さく、日焼けもしているので、やっぱり大きい字で読めたほうがありがたいなと思いました。終章は図書館で読みましたが、終章もとてもよかったです(2025/06/09)
蝉の女王
【著者】ブルース・スターリング
カラマーゾフの兄弟
【著者】ドストエフスキー 著 / 江川卓 訳
三度目の挑戦で江川卓さんの訳を読み始めたのですが、この訳が、一番意味がすっと理解できて、かつ、物語としてもキャラクターの面白さが伝わる訳になっていると感じました。「これは最後まで読める!」と初めて思えました。「カラマーゾフは、こんなにも面白いのか!」と、江川訳で初めて驚きました。新訳と喧伝している亀山訳の1000倍は読みやすいです。
それと、江川卓さんの文は岩波文庫の『罪と罰』、新潮文庫の『悪霊』『地下室の手記』で親しんでいる人も多いと思われるので、復刊しても売れると思います(復刊されるなら、私もめちゃくちゃSNSで宣伝します)。
『カラマーゾフの兄弟』入門に最適の訳書なのに、絶版で、2万円出さないと古書が手に入らないような状況はひどいと思います。(2024/03/25)