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• ダッハウ収容所のゲーテ

  【著者】ニコ・ロスト 著 ／ 林功三 訳

  2015年の日本が（政権も人々もふくめて）戦争とファシズムへと急速に傾斜していってるように思えてならず、その流れにどう抗していくべきかを、ぼくは日々考え続けています。
  数々の豊かな文学、音楽など、芸術作品を産み出したドイツの人々が、なぜナチズムへと走ってしまったのか？ ナチの収容所という極限状態のなかで、著者はドイツ文学にどう向き合えたのか？
  ドイツ文学を勉強する身としても、とても興味があり、今すぐ読んで見たい一冊です。(2015/01/08)

• グリム・ドイツ伝説集 上・下

  【著者】グリム／桜沢正勝・鍛冶哲郎 訳

  民俗研究にはなくてはならない最重要文献でありながら、何故か品切れ（？）状態が続いているようです。私の教えている大学での授業の参考文献に指定したいのですが、入手不可と聞き、困っています。(2005/12/13)