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yuseumさんのページ

復刊リクエスト投票

  • 検死審問ふたたび

    【著者】パーシヴァル・ワイルド

    前作『検死審問-インクエスト-』に引き続き、大変だったらしい面白く読みました。これが絶版なのは、もったいないです。(2024/07/11)
  • 検死審問-インクエスト-

    【著者】パーシヴァル・ワイルド

    『検屍裁判』の新訳版ですが、大変面白く読みました。これが絶版なのは、とてももったいないです。なお、続編もおすすめ。(2024/07/11)
  • 煙で描いた肖像画

    【著者】ビル・S・バリンジャー

    バリンジャーは『歯と爪』が面白かったので、他の作品も読んでみたいです。(2024/07/11)
  • レディに捧げる殺人物語

    【著者】ランシス・アイルズ

    面白い作品なので、これが読めない状況はもったいない。(2024/07/11)
  • フレンチ警部の多忙な休暇

    【著者】F.W.クロフツ

    フレンチ警部のシリーズは、復刊してもすぐに品切れになりやすいので、いつも容易に読めるようにしてほしい。(2024/07/11)

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レビュー

  • 狙った獣

    マーガレット・ミラー 著/ 雨沢泰 訳

    古本屋で探さなくても読めるようになった名作

    杉江松恋さんが『読み出したら止まらない! 海外ミステリーマストリード100』(日経文芸文庫)の中で、「古本屋で探してでも読んでもらいたい作家たち」の筆頭に上がっていたマーガレット・ミラー。「何があっても読むべきマストリードの一人」なのに、2013年の時点では全作品が品切れ中であったが、その後、『悪意の糸』(創元推理文庫)の本邦初訳を皮切りに、代表作『まるで天使のような』も創元推理文庫で復刊され、『雪の墓標』(論創社)の本邦初訳と少しずつミラーの再評価の兆しが見られる中で、遂に本作の復刊である。
    前置きが長くなったが、サイコ・サスペンスの元祖とも言われる本作は、ある男とある女の悲劇と言ってもいいのかもしれない。それぞれの悲劇の源は、今となっては珍しくない題材ではあるものの、決して古びてはおらず、ミラーの卓越した文章表現と、それを生かした翻訳によって、心打たれる作品となっている。(2016/09/29)

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