ロクさんのページ 復刊リクエスト投票 土曜日のシモン 【著者】竹下文子、赤星亮衛 何となくぼんやりとした土曜日の午後、いまだにふと思い出すことのある作品です。 もう何十年も前に小学生だった私が貪るように読み耽り、主人公のジュンに自分をなぞらえ、シモンの案内するふしぎな世界に身を浸すこと。それは漠としはじめた現実から一時逃れることのできる至福の時間でした。 シモンとの出会いの中で少しずつ変化していくジュンの気持ち、それを追っていくうちに味わうほろ苦さと、たしかにその先へとつづくであろう物語がほの見えるような読後感だったでしょうか。 染みるように心に入ってきた必然の物語だったのだなといま気づかされています。 これは是非、皆さまに読んでほしい。(2014/04/23) 星とトランペット 【著者】竹下文子 小学校高学年の頃、学級文庫の棚から吸い寄せられるようにして手を伸ばし、抜き取ってページをめくり始めた覚えがあります。 ふんわりとした砂糖菓子のような甘いメルヘンといった後味だけではなく、1話読み終えるごとにしみじみとした滋味に浸されるような新鮮さをあのころの私は受け取っていました。 多くの方に読んでほしいと思う作品の一つです。(2014/04/23)
復刊リクエスト投票
土曜日のシモン
【著者】竹下文子、赤星亮衛
もう何十年も前に小学生だった私が貪るように読み耽り、主人公のジュンに自分をなぞらえ、シモンの案内するふしぎな世界に身を浸すこと。それは漠としはじめた現実から一時逃れることのできる至福の時間でした。
シモンとの出会いの中で少しずつ変化していくジュンの気持ち、それを追っていくうちに味わうほろ苦さと、たしかにその先へとつづくであろう物語がほの見えるような読後感だったでしょうか。
染みるように心に入ってきた必然の物語だったのだなといま気づかされています。
これは是非、皆さまに読んでほしい。(2014/04/23)
星とトランペット
【著者】竹下文子
ふんわりとした砂糖菓子のような甘いメルヘンといった後味だけではなく、1話読み終えるごとにしみじみとした滋味に浸されるような新鮮さをあのころの私は受け取っていました。
多くの方に読んでほしいと思う作品の一つです。(2014/04/23)