rainbowsさんのページ 復刊リクエスト投票 心の傷を癒すということ-神戸 365日 【著者】安克昌 今回の東北関東大震災で、子どもたちや自分自身も、精神的にダメージを受けていることを感じ始めているときに、この本のことを思い出し、読み返しました。今まさに、自分たちが必要としていること、これから起こってくること、そのケアにおいて心しておくべきことなど、貴重な示唆にあふれていました。友人や知人たちにすすめようと思って、インターネットで検索したところ、すでに入手不可能となっていました。 角川書店の方、ぜひ緊急に復刊をお願いします。多くの人が、この本によって救われるところがあると思います。(2011/03/21) 海暗 【著者】有吉佐和子 『ぷえるとりこ日記』が岩波文庫で復刊され、読むことができました。たいへんおもしろく、『非色』も一気に読み終えました。『蟹工船』の再評価と同じように、有吉文学が再び真価を見いだされる時代が来ているような気がします。現在の貧困や生きにくさが「自己責任論」という形で個人に押しつけられてきましたが、そのまやかしに気づかせてくれます。自分たちが何によってばらばらにされているのか、希望に向けての人間らしい連帯の可能性はどこにあるのか。上記二作と『海暗』は、そうした深い思索をうながしてくれる三部作といっていいと思います。今こそ復刊の時ではないでしょうか。(2009/01/25)
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心の傷を癒すということ-神戸 365日
【著者】安克昌
角川書店の方、ぜひ緊急に復刊をお願いします。多くの人が、この本によって救われるところがあると思います。(2011/03/21)
海暗
【著者】有吉佐和子