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復刊リクエスト投票

  • 陸奥A子 コミックス未収録作品

    【著者】陸奥A子

    陸奥A子先生は自分の“原点”のひとつです。高1の頃に姉の愛読していた「りぼん」を通じて出会い、それまでの松本零士調の絵柄から一転して少女漫画タッチに自分の絵柄を全面転換させてしまうくらい(笑)の衝撃を受けました。当時入学したばかりの高校や男女の友人たちの雰囲気が、どこかA子先生の描く学園生活の空気に似ていたせいもあったかもしれません。小学生の頃からSFやミリタリーといった「非日常」系の趣味しか知らなかった自分にとって、それは文字通り“なんでもない日常生活”の魅力の「再発見」、“ああ、この「やさしさ」が衝撃的だ!!”という感じでした。登場人物たちも、特に男の子は少女漫画的な極端なデフォルメが少なく等身大の、男性から見ても「イイ奴っぽい」と好感を持ち、あるいは自己投影すら可能に思えるような所が男性ファンの存在する理由かもしれません。無論主人公の女の子の魅力も、そのやさしさと芯の強さは昨今の人気を博しているアニメのヒロイン等を見ていると現代にも脈々と受け継がれているものがあるように思えます。そうした潮流の“源流”として、「やさしい心」という時代を超えた普遍性を持つ作品群の復刻を希望します。(2015/12/20)
  • たいした問題じゃない

    【著者】速星七生

    記念すべき100番目に。今でも毎年1回は読み返します。何回読んでも面白い、我が座右の書。既に40年以上が過ぎてもちっとも古さを感じさせない独特のセンス。生き生きとしたキャラクター……彼等は私の頭の中では今でも元気に跳ね回リ、声が聞こえてきます。即ち……復刊を超えて「アニメ化」というのが私の野望!!(というか頭の中では既にそうなっている)ミステリファンの方々からもそれなりの評価を受けているようだけれども、ミステリをあまり読まない自分からするとあの独特の“not that it matters!”なオチは謎解きと言うよりある種の「知的ウィット」なネタ、という感じですね。(毎回、アイザックくんの広範な知識と興味の在り様を紹介してる話だ、とも言えます)かつて「ファンロード」という投稿雑誌で巣田祐里子さんという有名同人作家の方がファンだと知り、自分も一度だけハガキが掲載された事がありました。(リアルタイプマッキアン刑事という世にも恐ろしいイラスト入りで)この素晴らしくユニークで唯一無二な作品がもっと世の多くの人の目に触れ、知られて……そしてアニメ化される事を願って、復刊希望いたします。(2015/10/17)

レビュー

  • 陸奥A子 コミックス未収録作品

    陸奥A子

    ささやくならやさしく

    りぼん78年5月号掲載、自分が明確にA子先生の作品に出会い衝撃を受けた最初の作品。内容は「憧れの男の子に失恋して落ち込んでいる女の子を偶然見かけた主人公の男の子が、彼女を元気付け励まそうと奮闘するうちにいつしか二人は……」というもの。作品冒頭からいきなり「失恋した相手と街角でばったり出会ってしまい、ちょっと悲しい気持ちになるヒロン」という、とても切ない場面から始まるのが印象的だった。また珍しい事に「乙女ちっく」漫画なのに男の子が視点&主人公という作品で、男性読者の視点でA子先生の作品世界に没入(ジャック・イン)させてくれるような効果がありました。ゆるふわで暖かい気持ちにさせてくれるA子先生作品の空気を保ちつつも、いつもとはちょっと違った、どこかペーソスを感じさせる、しっとりと落ち着いた身近な青春物語……という風合いが魅力の大傑作でした。(自分にとっては恐らく陸奥A子作品のベスト1)「ぶーけ」に再録されたものの切抜きを大切に保管していたはずが、「大切に」保管しすぎて今再読しようと探したら資料の山の中に埋もれていて発見できず……(2015/12/20)

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