15 票
著者 | 小松左京 |
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出版社 | 角川書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784041308127 |
登録日 | 2002/04/25 |
リクエストNo. | 9227 |
リクエスト内容
‘こうじが丘’にあるまもるの家では、この三晩、獣がうなるような怪音が地底から響いてきた。学校図書館室の古文書にも――四百年以上も前から正確に‘六十年間隔’でこの怪現象が起きている――と記録されていた。そういえば、この丘では、‘松葉’がねじれ曲がっていたり、蟻やこおろぎが無数に死んでいる。しかも、付近で見つけた折れ釘《くぎ》や針金が磁気をおびていた。妙だ、天変地異の前ぶれだろうか?
“怪音”に吸い寄せられたかのように、‘こうじが丘’の土中深く引きずりこまれて・・・・(解説ちょっとパクリです)
投票コメント
全15件
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半世紀前に刊行された、GOOD!1
ちくま少年文学館シリーズ…
このラインナップが、本当に豪華な執筆陣でした。
辻邦生さん「ユリアと魔法の都」
天沢退二郎さん「光車よ、まわれ!」
そして
小松左京さん「青い宇宙の冒険」等々
どのお話しも、ちょっと異次元を漂わせてくれるような脱日常できる作品でした。
どの本も手元にありますが、もうボロボロ。
「青い宇宙の冒険」
文庫化、青い鳥文庫化もされていたようですが、なぜ今もうないんだろ?
素晴らしい作品なのに…。
今の子どもたちにも受け入れられるとおもうんだけれど…文字数は多いから難しいかしら。
マンガ化すれば、もっと浸透するかも。
でも、あの、遠くへ連れて行ってくれる感覚、ぜひ味わって欲しいし、私も手元に置いておきたいです。 (2023/05/16) -
こうじが丘の秘密に、主人公たちが昔の言い伝えを記録した本なども調べながら、迫っていく場面や、落ちてしまった穴の中での不思議な出会いなど、前半から次々とワクワクする展開の連続です。特に小学生には、自分の身近な世界や語彙で追体験できるSFなので、とてもおすすめです。とにかく新刊本がないというのは、あまりにもったいないです。GOOD!1
後半の展開は言うまでもなく、ぺーじをめくるのももどかしいほど、魅力的です。左京さんが亡くなったのに、何故復刊されないのでしょうか。 (2014/08/02) -
小学校の時に先生が読み聞かせをしてくれてとても印象に残っています。大人になってから自分で文庫本を購入しましたが、引っ越しなどでどこかへ行ってしまいました。子どもにもぜひ読んでもらいたくて探しています。ぜひ、復刻させてください! (2011/05/02)GOOD!1
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★★小学生の時、図書館で借りて読み、忘れられない1冊になりました。文庫本は持っていますが、昔読んだハードカバー本を又読みたいです。今も時々本棚から出して、【青い宇宙の世界】にひたっています。本当に面白いですよね!!★★ (2004/10/01)GOOD!1
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自分が子供の頃読んで感動したことをよく覚えています。小学生GOOD!1
の息子にもぜひ読ませたいと思い探しましたが、絶版で、どこで
も手に入れることが出来なくて、困っています。これほどの名作
が、なぜ販売されていないのか不思議です。是非、復刊していた
だきたいです。よろしくお願いします。 (2004/02/13)
読後レビュー
NEWS
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2004/10/26
『青い宇宙の冒険』販売開始しました! -
2002/04/25
『青い宇宙の冒険』(小松左京)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
じゅにあ