13 票
著者 | ポール・クローデル |
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出版社 | 人文書院 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2002/03/26 |
リクエストNo. | 8684 |
リクエスト内容
クローデルは世紀末フランス象徴派から出た劇作家で詩人。
「繻子の靴」は、彼の文学的集大成といわれる力作戯曲で、スペインの歴史に取材した劇的な展開の作品だ。
1929年に発表されたこの作品の評価は、歴史上の重要な戯曲を百個選ぶとすると、それにゆうゆう入るとのこと。傑作との誉れは高いが、作者自身が上演不可能と言ったという、いわくつきの大作でもある。
(上演は大変そうだが、これを読むのは、それほど大変でもないはず。)
【注】1968年に発行されたとき(473ページだった)は1000円ぐらい、今でいうと3000~4000円ぐらいか。
投票コメント
全13件
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5年か10年ほど前でしょうか、とても美しい真っ赤な光沢布カバーの豪華本を見たことがあるのですが、高いので迷ってるうちに買い逃してしまいました。これと同じ出版物かどうかはわかりません。最も憧れている本であり、今ではどんな装丁でも良いので、ぜひとも手に入れて読んでみたいです。 (2002/12/01)GOOD!1
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この作品は、上演時間10時間という大作のため、フランスでもほとんど上演されませんが、今年、若い演出家がこの大作に挑むことになりました。それを是非みたいと思うので、もう一度テキストを読んでおきたいのです。クローデルは、日本に滞在していたにも関わらず、知名度は低いのですが、豊かな詩情に溢れた文体は、フランスの20世紀文学界を代表する文学者と言っても過言ではありません。ぜひ復刻を希望します。 (2002/11/10)GOOD!1
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以前からさがしていたが、まだ手に入っていない。GOOD!1
手に入りにくいから邦訳はないのかと思っていたが、この作品が日本で出版されたことがあることを最近知った。
その高い評価に比べて、この手に入りにくさは不当なものと言える。
私はスペインの歴史に特に興味もないし、キリスト教徒でもないが、演劇史上の大傑作、しかも劇的な作品となれば、なんとしてでも手に入れたい。 (2002/03/26) -
これほどの名作は入手可能にすべきである。エマニュエル・オベイラ監督で映画化もされている。 (2005/01/12)GOOD!0
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クローデルの思想を理解するには欠かせない本である。 (2004/08/24)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2002/03/26
『繻子の靴』(ポール・クローデル)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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くつ下