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ピラミッド帽子よ、さようなら

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得票数　24票

著者	乙骨淑子
出版社	理論社
ジャンル	児童書・絵本
ISBNコード	9784652010204
登録日	2002/03/07
リクエストNo.	8185

リクエスト内容

中学２年生の森川洋平。ひょんな事から受験勉強をする時にかぶった
ピラミッドの模型。すると向かいのマンションの一室にもこんな遅い
時間なのに明かりが煌々と点いている。
どんな人が勉強しているのかと気になって確認しに行くが、その
部屋の住人は…

投票コメント

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思い出の一冊です。
出会ったのは小学5年生の時でしたが、これ以上に記憶に残った本は今までありません。
日常と非日常がうまく混じりあいドキドキさせてくれます。
とにかく、これを読んで一言。
「不思議なことはあったほうがいい！」 (2009/03/30)
GOOD!1
william_bailly

記憶が定かではないのですが、乙骨さんが未完のまま亡くなられてしまい、最後は別の方が乙骨さんの意思を尊重してお書きになったように記憶しています。
未完のまま亡くなられたこともそうですが、乙骨さんの作品をもう読めないんだなぁと子供ながらに悲しく思ったことを覚えています。 (2007/09/10)
GOOD!1
杏未

忘れられない本、それが子供の時読んだ本なら尚更、多分少しばかり人生に影響を与えているんじゃないでしょうか。そういう不思議なちからを持った一冊だと思います。手元において、子供に読ませたい。小中学校の図書室にも、これからも是非置いてほしい。 (2005/10/23)
GOOD!1
さこ

思い出の本です。小学校４年生の時、図書室から借りた初めての長編でした。内容は忘れてしまいましたが、とても魅力的な本だったという事は間違いありません。表紙が紫ベースで、ピラミッドの絵などが描いてあったように記憶しています。その当時、この本を読み、とても不思議な感覚になった気がします。どこか違う世界へ連れていってくれたような・・・。そんな本でした。今、また読んでみたいです。 (2004/11/02)
GOOD!1
八朔

作者の絶筆ですが、未完の作品。
しかし最初の出版時には（身内の方による？）エンディングが書かれていました。
その後の全集収録時にその部分はカットされてしまい、
いま読んでも、主人公そのままに不安なまま本を閉じてしまいます。
決定稿ではなかったにせよ、児童文学として未完の形でしか
読めないのは悲しいことです。
どうかエンディングを読むことで、わたしたちに「さようなら」を
言わせてください。おねがいします。 (2004/08/01)
GOOD!1