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著者 | 村山裕三 |
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出版社 | 東洋経済新報社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784492060490 |
登録日 | 2002/02/25 |
リクエストNo. | 8034 |
リクエスト内容
「本書は、明治の中期から大正にかけてアメリカに渡った日本人が、アメリカ経済とのかかわりあいの中で、どのような人生を歩んだかをみたものである。そして、その日本人移民の人生と同時に、彼らの生活の底流にあったアメリカの経済メカニズムを探ろうとした本である。」
(本やタウン・サテライトブックストア内容情報より)
副題は「日系一世の光と影」
投票コメント
全6件
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以前に図書館で借りて読んだのですが、ぜひ自分の本として持っておきたいと思いました。「アメリカに生きた」日系一世について経済的側面からのアプローチで、移民初期から最後まで書かれているのはこの本だけだということを聞きました。ぜひ多くのひとにも読んでもらいたい一冊だと思います。 (2003/04/10)GOOD!1
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アメリカへ諸事の理由により移民した日本人の歴史は、学校の歴史教科書にはほとんど触れられていません。そのため、この貴重な日系人たちの歩んだ歴史は、残念ながら風化の一途を辿っているように思います。できるだけ多くの日本人に読んでもらい、知ってもらいたい内容です。それが現在日本が抱える移民受け入れ問題の原点に立ち返ることができる鍵になると思います。 (2002/03/04)GOOD!1
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今日、移民の受け入れ国となった日本が、移民の問題を単に表面GOOD!1
的な問題に終始するのではなく、先進国の一員として、責任のと
もなったわれわれ日本人自身の問題として、移民問題を考えてい
くうえで大変参考になる本であると思う。 (2002/02/27) -
卒論で「20世紀初頭における日本人移民(北米)の写真結婚をめぐる問題」を扱いました。その際に、この分野の本には珍しく経済的アプローチでもって事実を検証している本書に大変感銘を受けました。現代においては日本は移民を受け入れる側になっていますが、ほんの一世紀前には日本は移民送出国でした。現在の日系アメリカ人のルーツである日系一世を生んだ当時の日本の情況及び渡米してから定住に至るまでの生活を感情的に記述するのではなく、「経済」というものさしを使って冷静な目で検証しています。 (2002/02/25)GOOD!1
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数少ないアメリカにおける日本人移民についての資料であり、少しでもたくさんの方に読まれるべきものです。 (2002/02/26)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2002/02/25
『アメリカに生きた日本人移民』(村山裕三)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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