野生の探偵たち 上

野生の探偵たち 上

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著者 ロベルト・ボラーニョ
出版社 白水社
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784560090084
登録日 2026/10/17
リクエストNo. 79786
リクエスト内容
旅する詩人たちが描く文学の地図
謎の女流詩人の行方を探してメキシコ北部の砂漠に向かった二人の若き詩人。その足取りを証言する、五十余名の人物の声。チリの鬼才による、初の長編にして最高傑作。
没後ますます国際的評価の高まるチリの鬼才による、半自伝的傑作小説。
一九七五年の大晦日、前衛詩グループを率いる若い詩人アルトゥーロ・ベラーノと盟友ウリセス・リマは、一九二〇年代に実在したとされる謎の女流詩人セサレア・ティナヘーロの足跡を辿ってメキシコ北部の砂漠地帯に旅立つ。だが、ある事件をきっかけに二人は世界各地を放浪することに。そのおよそ二十年間の旅の行方が、詩人志望の少年の日記(第Ⅰ部・第Ⅲ部)と、二人を知る人々へのインタビュー(第Ⅱ部)によってモザイクのように浮かび上がる。
二人の主人公の言動は、実在・架空のさまざまな証言者から断片的かつ間接的に伝えられるのみ。短編集『通話』でおなじみの人物も登場し、読者は姿の見えないインタビュアーとともに彼らの声に耳を傾け、二人の足取りを探る「探偵」さながらの行為を追体験する。
ラテンアメリカのみならず世界のさまざまな文学への偏愛と、自身も詩人として出発したボラーニョによる同世代の詩人たちへのオマージュが、本書の随所で捧げられている。独特の斜に構えた世界観と、全編を貫く強烈な皮肉とユーモアに、作家の真骨頂がある。

投票コメント (全1件)

厳密には絶版ではなく、版元品切重版未定であるが、下巻の在庫があるものの、上巻は入手が難しく、中古価格も高騰している。

2026/10/17

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ニュース

2026/10/17
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