新版 日本の200年 徳川時代から現代まで 上・下

新版 日本の200年 徳川時代から現代まで 上・下

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著者 アンドルー・ゴードン 著 / 森谷文昭 訳
出版社 みすず書房
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784622076964 9784622076971
登録日 2025/12/20
リクエストNo. 78494
リクエスト内容
今、アジアの人びとと共有できる「日本史」は、ありうるだろうか。本書は、英語圏では学生たちが教科書として読み、中国語版、韓国語版、ポーランド語版も刊行され、「開かれた」日本史の可能性を示唆してくれる。

ロングセラーだった旧版は2006年に刊行され、徳川将軍家による支配の最後の数十年がはじまった1800年前後から、2000年までを扱っていた。旧版は、英語版の第1版にあたるが、今回の新版は、英語版第3版の翻訳で、ほぼ同時刊行になった。全体的に大幅に改訂され、アジアの視点をいっそう重視する。加えて、2008年のリーマン・ショック、2009年夏の政権交代、2011年の東日本大震災までを論じる、充実した内容になった。

本書のテーマはふたつある。
ひとつは、日本史を、特殊「日本の」物語として理解するのではなく、日本という場で展開された、ひとつの「近代の」物語として理解すること。もうひとつは、日本の近現代史が一貫して、より広汎な世界の近現代史と密接不可分であるという「相互関連性」をつねに織り込んで考えること。

さらに、つぎのような特色がある。
この時期の歴史を物語るにさいして、明治維新の革命、大正期、戦前、戦後、というふうに区切ることとおなじぐらい、あるいはそれ以上に、その前後の政治的、社会的な連続性に注目して、「日本の近現代200年」を、独自な視点で見渡していることだ。そのために、著者はたとえば、戦前、戦中、戦後を一つの時期としてとらえる必要のあるときには、「貫戦期」という表現を使う。
もうひとつの特色は、政治史、社会史、経済史、文化史を、個別にではなく、ダイナミックに織り合された重層的な歴史として、魅力的に語ること。その結果、女性史のさまざまな問題や、野球の輸入と隆盛にまで、十分に目配りした、新鮮な語り口の歴史書が生まれた。

旧版刊行後、日本と、日本を取り巻く環境は、想像を超える変化、緊張を経験し、それはまだ続いている。今後の日本を考えるために、歴史を理解することが、格段に重要になっている。2世紀というスケールで読むと、日本の実像が見えてこないだろうか。
なお、英語の原書には専用のウェブサイトがあるので、ご活用ください。
http://www.oup.com/us/gordon

投票コメント (全1件)

日本の近現代史についての重要文献だから。

2025/12/20

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2025/12/20
『日本の200年 上【新版】 徳川時代から現代まで』(アンドルー・ゴードン)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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