1 票
著者 | 長南政義 |
---|---|
出版社 | 並木書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784890633272 |
登録日 | 2025/04/06 |
リクエストNo. | 77541 |
リクエスト内容
日露戦争の研究は政治史・外交史研究が主流であり、陸戦の作戦史研究は名著である谷寿夫『機密日露戦史』や公刊戦史である参謀本部編『明治三十七八年日露戦史』に代表される戦前の研究を頂点に、戦後は実証的研究と呼べるものが少なかった。
だが、平成に入り、井上幾太郎、大谷喜久蔵、大庭二郎、児玉源太郎、鈴木荘六、田中国重、福島安正、松川敏胤など、重要人物の一次史料が続々と発見・刊行され、戦前の研究を書き換える必要が出てきた。
本書は従来の研究書が使用できなかった新史料を縦横に駆使して、通説の誤りを指摘・修正している点に特徴がある。
さらにその範囲は陸上作戦の通史にとどまらず、人事・情報・兵站の部門史にまで及ぶ。まさに日露戦争陸戦史の決定版である。
(Amazon商品紹介より)
投票コメント
全1件
-
ドラマ坂の上の雲の再放送もあったことで、日露戦争に関心を持った方も多いと思います。GOOD!1
ドラマも小説もあくまでフィクションであり、史実はどうだったかを知ることも大切だと考えます。
著者は一次史料等から、今までの通説の誤り等も指摘しながら事実を紐解いていく所が非常に面白く勉強になります。
プレミア価格ですら手に入らないこの著作の復刊を何卒宜しくお願い致します。 (2025/04/06)
読後レビュー
NEWS
-
2025/04/06
『新史料による日露戦争陸戦史 覆される通説』(長南政義)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
nocosuke