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戦争と平和

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著者 富野由悠季
出版社 徳間書店
ジャンル 実用書
ISBNコード 9784198615239
登録日 2025/01/31
リクエストNo. 77253

リクエスト内容

※アマゾンの中古品販売ページの説明欄より引用
『機動戦士ガンダム』の原作者、富野由悠季を囲んでの座談会のもようが収められた1冊。延べ10時間以上にも及ぶ座談会に臨んだのは、上野俊哉(評論家)、大塚英志(評論家)、ササキバラ・ゴウ(編集者)の3人。いずれもいわゆる「ガンダム世代」として、同時代にガンダムワールドに接してきた論客たちである。
富野由悠季の著作であれば、ファンならつい手を延ばしてしまうだろうが、単なるガンダム談議のたぐいだと思って気軽に読みはじめると、たちまち硬い岩盤に突き当たったような戸惑いを覚えるはずだ。それもそのはず、「本書は9.11(米同時多発テロ事件)以降の世界に言及した戦争本である」と大塚が冒頭ではっきりと言っているように、この本は「ガンダム」というフィクションを通して、「本物の」戦争を語った本だからである。

大塚たちは、ガンダムには「9.11」と比較して語るに足るだけの内容があること、「ガンダム」を介することで戦争をわりやすい言葉に置き換えられること、富野由悠季という個性が「9.11」に対して黙っていられないだろうということの3つの理由から、富野との座談を企画したという。

案の定、富野は「ガンダム」を中心にして、テロとグローバリズム、若者のおたく文化とセックス、サブカルチャーの状況など、いまの日本や世界を取り巻く課題について、腹蔵なく答えていく。その発言には、フィクションとはいえ、20年以上戦争を描きつづけてきたクリエイターとしての意外なほど真摯(しんし)な態度が見られて興味深い。富野と3人の論客との意見はしばしば一致しないが、それよりも、行間からあふれ出る富野自身の「ガンダム」へのこだわりを読み取ることが大切なのだろう。(文月 達)

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投票コメント

全1件

  • 知性を探究する者にとって必要であるから。極度に専門的で難解な学術書と違って、富野由悠季の書籍からは誰にもわかりやすく平和学的な知見が得られると思う。 (2025/01/31)
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NEWS

  • 2025/01/31
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