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著者 | 堀内 勝 |
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出版社 | 第三書館 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784807414888 |
登録日 | 2024/11/27 |
リクエストNo. | 76990 |
リクエスト内容
砂漠の民はラクダを駆使し、砂漠を渡って都市を作り文明の礎を築いたー。ラクダ研究の第一人者が、「ラクダと人」に視点を当てて、アラブの基層文化を探り出す。
投票コメント
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本書の前編である『ラクダの文化誌 アラブ家畜文化考』(堀内勝、法蔵館文庫)の「文庫版あとがき」には、続編たる『ラクダの跡』の目次詳細が記され、GOOD!1
「初版の「おわりに」に記したように、ラクダへの積み残しの内容が多くなってしまった。この本を出版以降、折に触れラクダ文化の深層を追求し、そうした積み残しの内容を調べ吟味してきた。そして定年退職後の、二〇一五年一月に『ラクダの跡――アラブ基礎文化を求めて』を第三書館から出版した。本書『ラクダの文化史』の「おわりに」で触れた「積み残し」多くが言及されている」
とあった。
なので、『ラクダの文化誌』の物足りなさの大部分(主として「ラクダに支えられた暮らし」)が、『ラクダの跡』を読めば解消されるのでは? と期待している。
特に、『ラクダの跡』「第6章 ラクダで旅する――旅は連れだちラクダに乗って」は、節名を見るだけで、旅行史好きには大いに食指を動かされる。
法蔵館文庫におかれては、ぜひとも『ラクダの跡』も再刊していただきたい。再刊が『ラクダの文化誌』のみであれば「片落ち」である。 (2024/11/27)
読後レビュー
NEWS
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2024/11/27
『ラクダの跡 アラブ基層文化を求めて』(堀内 勝)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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匿名