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著者 | 萩野敏雄 |
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出版社 | 日本林業調査会 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784889651669 |
登録日 | 2024/07/31 |
リクエストNo. | 76532 |
リクエスト内容
(日本林業調査会 紹介ページより)
敗戦とともに失われた御料林。その実像を初めて明らかにする!
目次
まえがき --御料林経営研究の今日的意義--
序章 ドイツ林学・ユンカー制度輸入の始祖、青木周蔵 1
1.ドイツ林学への着目と、大規模林業経営の実践 1
2.ユンカー制度輸入と貴族農場形成(那須野カ原台地) 7
3.今次戦後農地改革と旧那須貴族農場 21
第1章 〈御料林〉の創成・確立過程 25
1.前史 25
2.〈御料地〉への編入 29
(1)内地の進行過程 29
(2)北海道の進行過程 36
(3)「囲い込み」確立 37
3.出先機関の変遷 39
4.2台地元問題の解決方策 42
(1)木曽谷・裏木曽町村への御下賜金 43
(2)山梨県への恩賜林 47
5.御料林廃止論 50
6.農地経営の取り止め 52
第2章 経営の発展過程 55
1.その特質 55
2.第1段階(初期経営) 58
3.第2段階(「中期計画」経営) 62
4.第3段階 71
(1)天然林施業風潮の波及 71
(2)御料林の経営委託問題(摂政裕仁親王の御下問) 74
(3)山林局側の対応と結末 78
(4)「経営百年計画」成案の分析 83
5.第4段階(戦時増伐経営) 99
第3章 皇室財政と御料林 107
1.御料林財政の推移 107
2.<木曽森林の位置> 111
(1)社会的位置 111
(2)地域内出張所の収支 115
(3)伐出部門の存在形態 117
付:筏流事情の聞き書 122
第4章 戦後期の御料林 127
1.GHQの対皇室方針 127
2.末期の全容(昭和21年11月現在) 134
3.国有林との統合 145
(1)戦前の林政統合問題 145
(2)戦後の林政統合問題 149
(3)帝室林野局・山林局側の交渉過程 150
あとがき 165
投票コメント
全1件
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現在林政史について研究しており、その中で読んだ論文の中でこの本が引用されていることが多々ある。そこで私もこの本を入手したいと思っているのだが、出版社は絶版となっており2006年発売の本なので本屋にも置いていない。「日本の古本屋」で検索してもどこも在庫なしとあるので全く入手ができない。そこで復刊をしてもらい新しい本を手に入れようと、こちらのサイトで復刊を希望した。 (2024/07/31)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2024/07/31
『御料林経営の研究』(萩野敏雄)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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木犀