日本が生んだ最高峰のアニメーター、その一本の線を掲げる！
この画集は、多くをこれまで未発表の図版で構成しています。
原則として、アニメーション制作に関する作品を年代順に並べました。
アニメーターの教科書としても活用でき、かつ一般の方にも楽しめるように編集に務めました。

▼主な掲載作品
1959 こねこのスタジオ
1958 白蛇伝
1959 少年猿飛佐助
1961 安寿と厨子王丸
1963 わんぱく王子の大蛇退治
1968 太陽の王子 ホルスの大冒険
1969 長靴をはいた猫
1971 どうぶつ宝島
1972 ながぐつ三銃士
1966 ハッスル・パンチ
1965 宇宙パトロール・ホッパ
1977 シートン動物記 くまの子ジャッキー
1979 シートン動物記 リスのバナー
1977 あらいぐまラスカル
1987 グリム名作劇場 あかずきん
1987 グリム名作劇場 ゆき白とばら紅
1988 新グリム名作劇場 おおかみときつね
1988 新グリム名作劇場 みそさざえと熊
1992 トトイ
1986 青春アニメ全集 路傍の石
1980 のどか森の動物大作戦
1982 吾輩は猫である
1985 へーい！ブンブー
1981 フーセンのドラ太郎
1993 おおかみと7ひきの子やぎ

「アニメーションとは、鉛筆の一本の線から始まる」とはよく言われることです。
しかし本当にそうだと納得させてくれる人物は、世界中を見渡しても、そう多くは居ないでしょう。
その中で間違いなくこの人こそは、と断言できるのが、もりやすじさんに他なりません。
--- 小田部羊一