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著者 | 山城むつみ |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784062902960 |
登録日 | 2023/11/17 |
リクエストNo. | 75274 |
リクエスト内容
同じ言葉でも誰がどんな状況で語るかで、その意味は異なり、ときに正反対に受け取れる。このラズノグラーシエ=異和こそがドストエフスーを読む鍵となる。登場人物は対話の中で絶えず異和と不協和に晒され、そのダイナミズムが読む者を強烈に惹きつけるのだ。批評家バフチンを起点に、しかし著者単独で小説内部に分け入り、文学的核心を精緻に照射する。ドストエフスキー論史の転換点を成す衝撃的論考。
▼目次
まえがき
序 章 ラズノグラーシエ──二葉亭四迷とバフチン
第一章 黄金時代の太陽──『悪霊』
第二章 ソーニャの眼──『罪と罰』
第三章 マリヤの遺体とおとなしい女──『作家の日記』
第四章 写真の中の死、復活、その臭い──『白痴』
第五章 逆遠近法的切り返し──『未成年』
第六章 カラマーゾフのこどもたち──『カラマーゾフの兄弟』
参考文献
単行本あとがき
著者から読者へ
年譜
著書目録
(以上、講談社BOOK倶楽部より)
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投票コメント
全1件
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内容が面白そうで、いろんなドストエフスキー論から参考文献にも挙げられているのに、入手できないため。 (2023/11/17)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2023/11/17
『ドストエフスキー』(山城むつみ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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増田 英彦