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著者 | 冨山妙子 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784000220514 |
登録日 | 2023/06/06 |
リクエストNo. | 74664 |
リクエスト内容
「わたしの人生の始まりと終わりに戦争があった」。戦争の影濃い満州から戦時下の東京を経て、戦後の鉱山の連作に到る若い日々。さらに中南米を経て、凍てつくようなソウルの春に出会った獄中の徐勝、死刑を宣告された金芝河、元従軍慰安婦たち……。アジアを踏みにじり虚栄を謳歌する日本に戦争の傷と記憶を刻みつけ、今なお戦の世に生きる人々に命の種を贈り続ける画家の全貌。
▼目次
はじめに--原風景から
第一章 若い日 満州から戦時下の日本へ
1 1920年代 神戸
2 1930年代 満州
3 1940年代 戦時下の東京
4 1940年代 戦線拡大と疎開
第二章 敗戦 画家として生きる
1 戦後の生活
2 1950年代 鉱山・炭鉱をテーマとして
第三章 時代の迷路 ラテンアメリカ、そして第三世界との出会い
1 1960年代 ラテンアメリカへの旅
2 ラテンアメリカと革命
第四章 凍ったソウルの春 韓国民主化運動とともに
1 1970年 韓国で
2 韓国と日本 光と影
3 女からの問い
4 金芝河の詩とともに
5 光州の光と闇
第五章 戦争の深い傷痕 アジアを抱いて
1 巫女と死霊
2 慰安婦に捧げる献花
3 1988年 天皇の逝く年に
4 タイ 帰らぬ少女たち
第六章 わがこころのマンチュリア
あとがき
(以上、岩波書店ホームページより)
読後レビュー
NEWS
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2023/06/06
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