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著者 | 安井俊夫 |
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出版社 | メディアファクトリー |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784840117579 |
登録日 | 2023/05/15 |
リクエストNo. | 74576 |
リクエスト内容
人気ミステリーに登場する不思議な建物を一級建築士が建築図面に落とし込む。
人気ミステリーに登場する不思議な建物を、ミステリーファンの一級建築士・安井俊夫が建築図面に落とし込む!
作品中の記述を手がかりに、犯行現場の家に対する検証(工法や素材、費用、必要な土地面積、建築基準法上どうかなど)を行い、実際の建築知識を交えて解説します。―気になる10の館の、建築図面が見られます。
第1章 正十角形の危険な館
高さ6m。支柱のない屋根に、巨大なガラス製の出窓 ――『十角館の殺人』綾辻行人
第2章 日当たりの悪い「8」の字の家
お風呂が12個ある大豪邸は、中庭からの採光が頼り ――『8の殺人』我孫子武丸
第3章 51mの廊下があるロッジ
窓のない狭くて暗い廊下に、客室15室が一直線! ――『長い家の殺人』歌野晶午
第4章 明治の建物を改修したホテル
居留地建築の様式にインド風装飾を施した擬洋風建築? ――『玄い女神』篠田真由美
第5章 建物も廊下も十字の屋敷
火事が起きても逃げやすい!? バリアフリーな3階建て ――『十字屋敷のピエロ』東野圭吾
第6章 元・天文台の大豪邸
オリオン座を表現。中と外を逆転させた天才的建築家の趣向 ――『笑わない数学者』森博嗣
第7章 教団の中庭に立つ82mの塔
教祖のみがエレベーターで上がれる、頭頂部の<祈りの間> ――『誰彼』法月綸太郎
第8章 本陣の格式を伝える離れ家
枝折り戸には閂。手水鉢から欄間をのぞき、こざるを外す ――『本陣殺人事件』横溝正史
第9章 正方形を2等分した三角屋敷
実は台形! 仲たがいで真っぷたつにした奇妙な洋館 ――『三角館の恐怖』江戸川乱歩
第10章 斜めに5度傾けられた館
寒の宗谷岬に立つ、傾いた屋敷とピサの斜塔を模した塔 ――『斜め屋敷の犯罪』島田荘司
投票コメント
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ミステリとレトロ建築が大好きです。GOOD!2
ミステリの解説本は数あれど、犯行現場を論じるもの、プロの建築家さんの視点から斬り込んだ解説本はなかなか見ないので、とても興味があります。
しかしお持ちの方からの評判も高いのに、今年この作品を知ったときにはすでにどこも在庫切れ。
某通販サイトではプレミアがついて中古本が30000円を超す始末でした。
それだけたくさんの人がいま読みたいと思っている名著、ぜひ復刊していただきたく思います! (2023/07/02) -
ミステリ好きですが、建築士の観点から舞台を再現、評価という観点からの本は読んだことがありませんでした。GOOD!1
有名小説のあの舞台が沢山登場しています。
Twitterで話題になっていて「読みたい!」と思ったものの時すでに遅し。とっくの昔に絶版の希少本となっていました。
どうやったらもう一度読めるのか、購入できるのかと考えていた末にこのサイトに辿り着きました。
沢山の人が読んで面白い本だと思いますので、是非とも復刊をお願いします! (2023/05/15)
読後レビュー
NEWS
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2023/05/15
『犯行現場の作り方』(安井 俊夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
あゆこ