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著者 | イヴァン・イリッチ |
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出版社 | 晶文社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784794912626 9784794959751 |
登録日 | 2023/04/10 |
リクエストNo. | 74449 |
リクエスト内容
健康とは? 病いとは? 現代の医療システムは、患者生産工場と化し、人間の誕生から死までを技術の管理下におく。誤診、薬付け、検査づけ……「医原病」こそ、今日の私たちの健康を脅かしている。この新しい病根にメスを入れ、世界中で論争をまきおこした先駆的な医療化社会批判。「ゆっくりと含味すべき重要な著作である」
投票コメント
全5件
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これはオーストリア生まれの哲学者イヴァン・イリッチ(1926-2002)が管理社会における医療システムの歪みをさまざまな側面から批判した著作です。GOOD!2
コロナ禍の解決のために注ぎ込まれたコストはもはや無視できないレベルにまで膨れ上がりましたが、それが受け入れられてしまったのは現代社会が極めて「病院的」であったからです。本著はその「病院化する社会」が形成された過程をよく分析し批判しています。
コロナ後の世界を生きる我々は、コロナ禍を徹底的に反省するためにも、この著作を読む必要があると考えました。 (2023/04/11) -
今の時代に必要な知見だから (2023/04/11)GOOD!1
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近代化の逆作用を捉えるうえで必須の名著です。健康という概念は、防災への応用も可能で、現代日本でも通用すると思います。 (2023/07/31)GOOD!0
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このコロナ騒動による過剰規制は本書の指摘によるものと考えたから。 (2023/04/16)GOOD!0
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是非読んでみたいから (2023/04/15)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2023/04/10
『脱病院化社会』(イヴァン・イリッチ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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Iyou