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著者 | 長野まゆみ |
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出版社 | 河出書房新社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784309404158 |
登録日 | 2023/04/03 |
リクエストNo. | 74426 |
リクエスト内容
時がたち、腕時計の鍍がふたたび剥がれ落ちる日が来れば、もう一度彼らと逢うことがあるかもしれない。ある夏の月彦の不思議な体験を描いた「夏至祭」と、「綺羅星波止場」「詩篇カレイドスカフ3」を収める。
「僕はどうしても失くした羅針盤を探し出したいのさ。」ー
月彦が祖父から譲り受けた銀時計は夏になるとどうゆうわけか、時刻が狂いだす。その理由を今年こそは突き止めようと月彦は考えていた。ある日、野ばらの垣根に囲まれている空家の前を通りかかった月彦は、中を覗いて見たいと思う欲求にかられ、そこで2人の少年に出会うことになる。薄水青のリボンを結んだ黒い瞳の美しい少年「黒蜜糖」と、白いシャツブラウスを着た端正な顔だちをしている「銀色」。この2人は銀時計の謎を解く重要人物だった。月彦は2人に出会い、忘れられないひと夏の思い出を作ることになる。黒蜜糖と銀色と云う少年はいったい何者なのか?
投票コメント
全1件
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昔読んで、また読みたいと思ったから。 (2023/04/03)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2023/04/03
『夏至祭』(長野まゆみ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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クマ