復刊ドットコム

新規会員登録

新規会員登録

V-POINT 貯まる!使える!

1

投票する

忘憂清楽集

忘憂清楽集

復刊活動にご賛同の方は
リクエスト投票をお願いします。

投票する

得票数 1

著者 呉 清源
出版社 講談社
ジャンル 実用書
ISBNコード 9784062125819
登録日 2022/10/27
リクエストNo. 73597

リクエスト内容

北京図書館にただ一揃い秘蔵され、堯・舜の時代に起源をもつ囲碁の歴史の上で最古の棋書とされる『忘憂清楽集』。呉清源の解説、宇野精一の翻訳をえて幻の棋書が現代に甦る。
『忘憂清楽集』巻頭には、先ず皇祐の学士張擬が孫子の兵法13篇にならって囲碁の理論を13に分けて論じた『碁経』がおかれている。これらの碁経の理論は『碁経』雑説篇の「辺は角に如かず、角は腹に如かず」の2句に要約されるであろう。北宋以前の碁は辺を重視したが、北宋になって、角つまり四隅の重要性と、腹つまり中原への発展性が認識されたのである。『忘優清楽集』は、これにつゞいて三国時代の呉王孫策と呂範との対局を始めとして北宋末までの合計19譜を載せている。これらの棋戦が行われた道教寺院などについては、北宋の首都ィX京の盛時を回顧した『東京夢華録』にかなり詳しい記事があり、これを参考すると、北宋の有名な棋士である劉仲甫、晋士明、李百祥らが、当時の盛り場であり、一種の文化センターでもあった道教寺院で公開の対局をおこなった情景が彷彿としてくる。——貝塚茂樹(本書緒言より)
〔本書の内容〕
緒言 囲碁史上における忘憂清楽集—貝塚茂樹
解題 —李致忠
解説 忘憂清楽集と中国碁法—林裕
忘憂清楽集 上(「棋経」「棋訣」、棋譜19局を収録)
忘憂清楽集 中(古代の定石109図を収録)
忘憂清楽集 下(詰め物(詰め碁)37題を収録)

関連キーワード

キーワードの編集

投票コメント

全1件

  • 世界最古の囲碁の棋譜を読みたいためです。 (2022/10/27)
    GOOD!0

読後レビュー

レビュー投稿はこちら

NEWS

  • 2022/10/27
    『忘憂清楽集』(呉 清源)の復刊リクエスト受付を開始しました。

この本に関する情報を提供する

この本の情報を復刊ドットコムまでお寄せください

詳しくはこちら

復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!

復刊リクエストTOPへ

V-POINT 貯まる!使える!